[カンファレンスコール総合] 新家電・プレミアム戦略が通じた・・・LG電子、生活家電「常勝疾走」

[写真=LG電子ホームページ]


LG電子が乾燥問題について謝罪した。LG電子は新家電を中心に来年も収益性を確保していくという戦略だ。

LG電子は30日、第3四半期業績の発表後に行われたカンファレンスコールで、「乾燥課題で顧客に被害をかけて申し訳ない」とし、「これと関連して韓国消費者院の勧告を忠実に履行しており、顧客の信頼回復のために顧客感動の修理センターも運営している」と述べた。

既存の販売されたモデルに対しては、部品の交替や訪問修理より製品を回収した後、修理して再設置する方式でサービスを提供している。また、昨年9月からコンデンサ自動洗浄機能が改善された新モデルを販売しており、今月からは顧客とのオン・オフライン疎通を拡大して製品について詳しく説明している。

乾燥機と関連して一回性の費用が発生したにもかかわらず、継続的なコスト削減活動で収益性は改善された。 LG電子は「具体的な数値を言及するのは難しいが、第3四半期内に適正なサービス引当金を設定して、コストに十分に反映した」と明らかにした。

これにより、生活家電を担当するホームアプライアンス&エアソリューション(H&A)本部は、売上高5兆3307億ウォンを記録し、歴代第3四半期の中で最も良い実績を出した。第2四半期に初めて売上高(6兆1000億ウォン)6兆ウォンを突破したのに続き、別の新記録を打ち立てた。今回も空気清浄機、衣類管理機など新家電販売が好調を見せた。

しかし、来年の家電市場は停滞が予想されている。 LG電子はプレミアム戦略を強化して収益性を確保する計画だ。今年第3四半期基準、家電の売上高でプレミアム製品が占める割合は50%水準だ。

LG電子は「第3四半期までの累積で新成長製品が海外売上高の二桁を占めている」とし、「来年の家電市場の停滞が予想されるが、プレミアム戦略を通じて7〜9%台の営業利益率を維持する」と述べた。

レンタル事業も良い成績を出している。LG電子は2012年からレンタル事業を営んでいる。浄水器、空気清浄機、マッサージチェア、スタイラー、乾燥機、氷浄水器、冷蔵庫、食器洗浄機、ビールマシン「ホームブリュー」など製品種類も多様だ。

今年LG電子のレンタルアカウント数は200万以上と予想されている。このうち浄水器が70%を占めている。LG電子は浄水器だけでなく、他の製品群の販売を拡大し、市場シェアを高める方針だ。LG電子は「レンタル事業は昨年と今年の年平均30%以上ずつ成長中」とし、「レンタル製品を継続的に拡大して、少なくとも30%以上持続成長する」と明らかにした。

スマートフォン事業は第3四半期にも赤字を免れなかった。それでも営業赤字幅は減少した。第3四半期のモバイル通信(MC)本部の売上高は1兆5223億ウォン、営業損失は1612億ウォンで前四半期に比べて赤字幅が半分近く減少した。ベトナムに生産拠点を移転したことに対する一回性のコストが除去され、生産も安定化して固定費が縮小された。

LG電子は、第5世代移動通信(5G)市場に積極対応して初期先取り効果を享受するという計画だ。現在、アップルは5Gスマートフォンを発売していない状態だ。アップルが進出する前にプレミアム製品だけでなく、中価格の端末機でラインナップを拡大し、さまざまな需要層を吸収するという計画だ。

同社は、「今年の場合5G部品価格がとても高く、スマートフォンの需要も少なかったので損益観点から5Gの大きな貢献はなかった」とし、「チップセットメーカーとの戦略的な協業を通じて単価はもちろん、安定的な品質を維持することができる競争力のある製品を中価格からプレミアムラインナップまで準備している」と伝えた。

低価格のスマートフォン製品群から中価格のラインナップまでODM(製造業者の開発生産)方式も拡大する。LG電子は「これまでのプラットフォームと人材の効率化、経費および固定費の削減など構造改善の努力を続けてきた」とし、「ODMを原価構造改善のレバレッジとして活用し、これによって発生する内部研究開発のリソースを確保して、将来の準備とプレミアム製品に投資する好循環構造に転換する」と説明した。

 
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