AIも超格差・・・サムスン電子、「自分の手の中のディープラーニング」オンデバイスAI初披露
世界の碩学招請「サムスンAIフォーラム2019」開幕
次世代ディープラーニング技術を適用し、リアルタイムで通訳・翻訳
ネットワーク経由せずに機器自体AI実行

양정미 기자

登録 : 2019-11-05 10:55 | 修正 : 2019-11-05 10:55

[写真=サムスン電子提供(4日午前、サムスン電子のキム・ギナム副会長が「サムスンAIフォーラム2019」の開幕式で挨拶をしている)]


「2週間前に私の息子が結婚式を挙げました。」

サムスン電子のファン・ソン総合技術院副院長が韓国語で話しかける瞬間、人工知能(AI)がリアルタイムでこれを翻訳した。舞台の上の画面には、「My son got married two weeks ago」という字幕が映った。

4日、サムスン電子瑞草社屋で開かれた「サムスンAIフォーラム2019」のハイライトは、ディープラーニング(自己学習)現場の実証だった。今年、サムスン電子が最初に披露した「オンデバイス(On-Device)AI」は、産学界が注目している次世代ディープラーニング技術だ。

既存のAIサービスの機器自体は端末の役割に過ぎない。収集した情報をネットワークに送信すると、大容量のサーバーがこれを分析した後、再び端末に結果を送信する方式だ。グーグルの「グーグルアシスタント」、アマゾンの「アレクサ」は、アップル「シリ」など大多数の商用化サービスがこのように作動する。


このようなクラウドベースのAIは、通信状態が良くないと役に立たない。米国や中国など領土が広い国では問題になる可能性がある。個人情報をサーバーに送信する過程でプライバシー流出論議が起こる可能性も大きい。

しかし、オンデバイスAIはネットワークやサーバを経由せずに機器自体でAI機能を実行する。機器自体の資源を利用して演算するため、迅速なAIを具現することができる。それだけでなく、インターネットが接続されていない場所でも、リアルタイム通訳・翻訳サービスが可能だ。セキュリティ面でも安全性がはるかに高い。

オンデバイスAIは、モノのインターネット(IoT)にも息吹をもたらすと期待される。年間5億台以上販売されるサムスン電子の家電やスマートフォンは、これを実験する最高の舞台だ。単に製品や製品が接続される次元を超え、製品それぞれが使用者のライフスタイルや生活パターンを分析し、機器自体が状況に応じて最適な機能を実行することもできる。

AIとIoTが結合する場合、サムスン電子の幅広い製品群を通じて、使用者の生活パターン、運動、食事、健康など情報を分析し、暮らしの質を画期的に向上させることができるとも期待を集める。自律走行車にこれを適用すると、別の連携がなくても独自の判断の下で走行することができる。

サムスン電子はオンデバイスAIの強みを実際の製品に活用するため、NPU(Neural Processing Unit・ニューラルネットワークプロセッサ)の性能を向上させるのに力を入れている。 NPUは様々な演算を一度に処理することができるシステム半導体の一種だ。サーバーとの接続がなくてもスマートフォンが自主的に複雑な演算処理をするためには、高性能の演算能力が必要となるためNPUが必須だ。

2017年に初めて開催された後、今年で3回目を迎えた今回のサムスンAIのフォーラムには、グローバルAI碩学たちが集まった中で、最新の研究動向を共有し、未来革新の戦略を模索した。

この日、サムスン電子のキム・ギナム副会長は開会のあいさつで「ディープラーニング革命初期から当社はAIの発展を支援するために、世界最高の大学と協力しながら莫大な投資をしてきた」とし、「AIがわれわれの製品に及ぼした影響を確認することができて非常にうれしい」と述べた。

 
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