[2020株式市場] コスピ、米中紛争を超えて2500行く
証券会社、来年のコスピバンドを最高2500ポイントに提示
米中貿易紛争の緩和、上場企業の利益反発への期待感
下半期、米中関係の悪化可能性も念頭に置かなければ

양정미 기자

登録 : 2019-11-12 10:16 | 修正 : 2019-11-12 10:16

[写真=亜洲経済]


来年の韓国株式市場の見通しは、これまで以上に明るい。コスピが最高2500ポイント台に到達するという分析まで出ている。米・中貿易紛争が緩和されるという期待感が高まったためだ。上場企業らの利益も増えると期待される。だからといって楽観ばかりするのは難しい。下半期、米中関係が悪化する可能性も十分ある。

11日、9つの証券会社が発刊した年間見通し報告書を見ると、来年のコスピ見通しの平均は2177台だ。今年初から前日まで、コスピ平均値(2100.29、以下はすべて終値基準)より約77ポイント(3.66%)も高い水準だ。

コスピ見通しの下段平均値(1968年)と上段平均値(2387)も、今年のコスピ最低値(1909.71、8月7日)と最高値(2248.63、4月16日)をそれぞれ58ポイントと138ポイント上回った。

メリッツ総合金融証券とケープ投資証券が最も楽観的に見通した。両証券会社は並んで来年のコスピ騰落範囲(バンド)を2000〜2500ポイントで提示した。ハナ金融投資は2000〜2450ポイント、ハンファ投資証券と現代証券は2000〜2350ポイントをそれぞれ予想した。

KB証券は1950〜2400ポイント、IBK投資証券は1960〜2380ポイントの間でコスピが動くと見通した。来年の見通しが楽観的な理由は、何よりも米中貿易紛争が一定部分解消される兆しを見せているからだ。

ドナルド・トランプ米大統領が来年末の大統領選挙を控えて、再選のために中国との合意する可能性が高くなったというのが大方の分析だ。中国も紛争緩和の方を選択する可能性が大きい。

上場企業の利益も反発する見通しだ。今年の実績が急減したことによる基底効果のおかげだ。それに、韓国の基準金利の引き下げによる超低金利環境も株式市場に肯定的だ。メリッツ総合金融証券はコスピ上場企業の純利益が今年約35%減少した後、来年には約26%増加すると推定した。

また、来年のコスピは評価価値(バリュエーション)の増大なく、利益増加率だけを考慮しても約20%上昇すると分析した。ハンファ投資証券は低金利で株式配当の魅力が大きくなり、今後、債券市場で株式市場に資金が流入される可能性があると診断した。

もちろん、バラ色の見通しだけすることはできない。米・中貿易紛争が下半期に再び激化し、上場企業の利益反発幅が期待に満たない可能性も念頭に置かなければならない。KTB投資証券は「来年、米国の経済成長率が1.8%で今年より小幅下落し、中国の成長率も約5.7%に鈍化する可能性が高い」と見込んだ。

また、来年のコスピ上場企業の純利益の増加率も一桁にとどまる可能性があるという分析が出ている。キウム証券は「米・中貿易紛争と関連する不確実性は、下半期に向かうほどさらに拡大するだろう」と観測した。

KTB投資証券とキウム証券は来年のコスピバンドとして、それぞれ1900〜2300ポイントと1900〜2250ポイントを提示しながら、他の証券会社に比べて相対的に保守的な見方を示した。


 
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