LG化学、インドネシアと協力強化へ…「グローバルバッテリー生産」期待

[LG化学、インドネシアと協力強化へ…「グローバルバッテリー生産」期待]



LG化学とインドネシア新任産業相の会合が予定され、インドネシアのリチウムバッテリー工場への投資への期待感が高まっている。

18日、業界によると、カルタサスミタ(Kartasasmita)インドネシア新産業相は19日から1泊2日の日程で訪韓し、LG化学などを訪問する予定だ。

業界ではLG化学のインドネシアのリチウムバッテリー工場の設立が現実化するという見方が出ている。 最近、インドネシア政府は電気自動車バッテリーの中核材料であるニッケルの輸出量を調節し、海外企業の投資を誘致している。 安定的なバッテリー素材の確保に力を入れているLG化学と利害打算が一致したという分析だ。

インドネシアはニッケル、コバルト、リチウムなどリチウムバッテリー生産に必要な原材料が豊富だ。 米国地質調査局(USGS)によると、2018年基準の全体ニッケルの生産量230万トンのうち、インドネシアが約24%の56万tを生産したものと推算している。 現在、インドネシアのニッケル埋蔵量は6億9800万tと測定されるが、実際の埋蔵量は28億tまで増えかねないという展望も出ている。

LG化学がインドネシア工場に投資する場合、バッテリー原材料の安定的な需給が実現するものと見られる。 最近、グローバルバッテリー原材料市場は不確実性に苦しんでいる。 コバルトはコンゴ民主共和国の内戦など情勢不安で供給に支障をもたらしており、最近、インドネシア政府はニッケル埋蔵量を保存するため、来年1月から輸出中止措置を施行すると明らかにし、需給の安定性を脅威してきた。

LG化学がインドネシアの電気車バッテリー工場を拡張する場合、米国(ミシガン州ホーランド)、中国(南京)、ポーランド(ブロツワプ)に次ぐ4番目の前進基地だ。 アフリカと南アメリカを除いたすべての大陸に生産体制を作るわけだ。

LG化学は2024年にはバッテリーの事業の売り上げが現在より3倍ほど増えた30兆ウォンに達するものとみている。

LG化学は“インドネシア産業相との面談が予定されているのは事実だ”としながらも、“具体的な件に対する協力よりは全般的な友好関係を固めるだろう”と線を引いた。
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