現代重工業、2年ぶりに会長職「復活」…大宇造船海洋の買収安定化の適任者

[現代重工業、2年ぶりに会長職「復活」…大宇造船海洋の買収安定化の適任者]



現代重工業グループに会長職が2年ぶりに復活した。 大宇造船海洋の買収後、グループの安定化に向けて最高位職級への渇望が大きく、強力なリーダーシップを備えた権五甲(クォン・オガプ)会長が選ばれた。

現代重工業グループは19日、権五甲副会長を会長に昇進、発令するなど今年の役員人事を断行した。

現代重工業グループの会長職はチェ・ギルソン前会長が退いた後、2年間空席だった。 しかし、今回の人事を通じて権五甲副会長が昇進し、現代重工業46年の歴史で8番目会長に名を連ねることになった。

現代重工業はこれまでほとんど社長体制で運営されてきた。 しかし、グループの危機に直面した時、会長を選任して責任経営に取り組んできた。 今回の権会長の昇進も大宇造船との大規模な合併を控えているだけに、グループの安定化を最優先にしたためと見られる。

権会長は強力なカリスマとリーダーシップを備えているという評価を受けている。 2014年、造船業況の不況でひょろひょろしていた現代重工業経営に復帰した後、強力な構造調整を通じて会社が再生できる足場を用意しており、企業分割を推進して再跳躍をけん引したものと認められている。 また、今回の大宇造船海洋の買収を陣頭指揮してきただけに、責任経営において最高の適任者として認められたものと評価される。

権五甲会長は1978年、現代重工業・プラント営業部に入社し、ロンドン支社、学校財団事務局長、現代重工業スポーツ社長、ソウル事務所長を経て、2010年、現代オイルバンクの初代社長を務めた。 2014年、現代重工業の代表取締役およびグループ企画室長を歴任し、2018年から現代重工業持株の代表理事副会長などを担当してきた。

同社の関係者は“世界経済の不確実性がさらに拡大しており、大宇造船の買収などグループの各種懸案を解決するためにはより確固たるリーダーシップが求められている”とし、“グループの最高経営者として権会長がその役割にさらに充実するだろう”と述べた。
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