[サムスン電子、今年のファウンドリー市場占有率20%も「厳しい」…TSMCは1位予想]
今年、台湾のTSMCがグローバルファウンドリー業界1位を強固にする可能性が高まった。
11日、業界によると、世界的な市場調査会社「トレンドフォース」は最近の報告書で、今年4四半期の台湾TSMCのシェアが52.7%にのぼるものと予想された。 前四半期(50.5%)より2.2%ポイントが増えた数値だ。
TSMCは16ナノ、12ナノ、7ナノ工程で高い稼働率を維持している。 特に7ナノ工程はアップルの「アイフォーン11」の販売好調などに支えられ、売上比重が大きく拡大された。
サムスン電子は今年4四半期のグローバルファウンドリー市場占有率が17.8%を記録するものと予想した。 これは前四半期(18.5%)より小幅に下がった数値で、今年の半期別シェアのうち、最低値だ。 今年1四半期は19.1%、2四半期は18.0%だった。
グローバルファウンドリー市場でTSMCは他のメーカーとの格差拡大に拍車をかけている。 2023年から3ナノ工程を導入するという従来の計画を繰り上げ、2022年に生産を始めることにした。
サムスン電子は積極的な投資を通じて競争力を拡大する計画だ。 サムスンは4月に発表した「半導体ビジョン2030」を通じて2030年まで133兆ウォンを投資し、世界1位に上がると明らかにしている。
TSMCとサムスン電子に続き、米国グローバルファウンドリーは8.0%、台湾UMCは6.8%、中国SMICは4.3%のシェアをそれぞれ占めるものと推定された。
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