ルノーサムスン労組、66.2%の賛成でスト可決…賛成率は歴代最低

[ルノーサムスン労組、66.2%の賛成でスト可決…賛成率は歴代最低]



ルノーサムスン自動車の労組がストを決議した。 6月、賃金および団体協約(賃金団体交渉)の妥結後、6ヵ月ぶりにま再びストに乗り出す可能性が高まった。

11日、ルノーサムスン労組によると、10日、全体組合員を対象にスト賛否投票を行った結果、賛成1363票(66.2%)、反対565票(27.4%)で可決された。 投票には全体組合員2059人のうち、1939人が参加した。

ルノーサムスンの労使は9月から会社側と2019年度の賃金団体交渉を進めたが、基本給の引き上げなどで接点を見出せなかった。

労組は先月28日、交渉の終了を発表し、争議行為調停を申請した。 釜山地方労働委員会は10日午前零時を会議の末に労組の争議行為調停申請に対して調整中止決定を下した。 今回の投票結果を受け、労組は組合員投票を経て、合法的なスト権を行使できるようになった。

労組は今回のスト可決を受け、今後、代議員大会などを開き、ストの時期やレベルなどを決める計画だ。

ただ、組合員が参加するかどうかがカギを握っている。 今回の賛否投票の賛成率は歴代最低を記録した。 これはスト動力の維持に影響を及ぼしかねないという見方が出ている。

ルノーサムスン自動車労組は2012年と2013年の統合交渉後、今年まで合わせて5回にわたったスト賛否投票で、85∼94%の賛成率を記録した。

このようにルノーサムスン自動車労組の賛成率が低いのは労組内部の対立のためだという分析だ。 最近、強硬一辺倒の企業労組の方針に反対する一部の組合員たちが第3労組を結成した。

さらに、会社が地方労働委員会ではなく、中央労働委員会で争議調整の決定を下さなければならないとし、行政訴訟と仮処分申請を提起した状態だ。 訴訟結果が出るまでスト突入の手続きが遅れる可能性もある。
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