サムスン電子、中国の西安半導体工場に80億ドルを追加投資を公式化

[写真=サムスン電子提供]


サムスン電子が中国山西省西安西安3D NAND型フラッシュ2工場に80億ドル(約9兆5000億ウォン)を追加投資することにした。これは今月初め、中国の王毅外相の訪韓に応え、中国との協力をさらに強化するという意志とみられる。年末の韓中日首脳会談を控えて韓中関係の復元の呼び水になるという見通しも出ている。

12日、西安市政府によると、サムスン電子DS(Device Solutions)部門のカン・ボンヨン経営支援室長(副社長)は、西安市の王浩書記など市の関係者に会って、このような意思を明らかにした。

カン副社長は「2012年、西安に入居して以来、市政府の全面的な支援で第1工場での生産が順調に続いている」とし、「第2工場の2次プロジェクトも支障なく進める」と述べた。

四安工場は、サムスン電子の唯一の海外メモリー半導体生産基地だ。NAND型フラッシュ最大の需要先であり、グローバルモバイル、情報技術(IT)企業の生産基地が集中している中国市場での製造競争力をさらに強化する一方、現地市場のニーズに、より円滑に対応するための目的のために建設された。

サムスン電子は、2012年の第1工場の起工式を皮切りに2013年の電子研究所設立、2014年に第1世代のV NAND型量産、2015年の後工程ライン完成など、安定した投資を推進している。

昨年、着工を開始した第2工場の場合、サムスン電子は第1段階のプロジェクトだけに70億ドルを投資することに陝西省政府と了解覚書を締結した状況だ。サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が去る2月に直接現場を訪れて運営状況を点検したりもした。第2工場は今年末の完成を目前にしており、来年初めから本格稼動する予定だ。

この日、カン副社長が市の関係者たちに会ったことも、来年3月に完了される第1段階のプロジェクトに続き、第2段階のプロジェクトにも継続的に投資するという約束をするための趣旨であったと解釈される。 2段階の投資が完成される場合、第2工場の投資額は計150億ドルに達することになる。

サムスン電子が今月4日に訪韓した王毅外交部長に対中協力関係を続けるというシグナルを送ったものであるという意見も出ている。当時、王部長は政界・財界関係者との昼食会で両国間の経済協力の増大の必要性を強調している。

昨年12月に天津工場を閉じたのに続き、9月に恵州工場を閉鎖し、中国のスマートフォンの生産ラインをすべて閉鎖したサムスン電子が、半導体分野を中心に中国と緊密な関係を継続することができると予想される。

実際、中国の権力序列2位の李克強首相は昨年10月、サムスン電子の西安工場を訪れて「サムスンを含む各国の先端技術企業が中国で投資を拡大することを歓迎する」とし、「数年間にわたったサムスンと中国の協力は、先端技術の協力が高付加価値の成果を必ずもたらすことを証明している」と述べた。
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