[ニューヨーク株式市場] 米中貿易交渉の署名見通しにも下落・・・ダウ・ジョーンズ0.64%↓

  • S&P500指数0.58%下落…ナスダック0.67%下げ

[写真=AP・聯合ニュース]


1月に第1週末、米国と中国が第1段階貿易合意の署名が行われるという報道が出たが、30日(現地時間)、米ニューヨーク株式市場は下落して引けた。これまでの上昇による差益実現の売りが出回った影響だと分析される。

この日のダウ指数は、前取引日比183.12ポイント(0.64%)下げた2万8462.14で取引を終えた。S&P500指数は18.73ポイント(0.58%)下げた3221.29、ナスダック総合指数は60.62ポイント(0.67%)下落した8945.99でそれぞれ取引を閉めた。

米国と中国の第1段階貿易合意の署名が行われるという報道が出たが、株価を上昇させることはできなかった。香港のサウスチャイ・ナモーニング・ポスト(SCMP)はこの日の交渉消息筋を引用し、中国の劉鶴副首相が来月4日、ワシントンを訪問して第1段階貿易合意に署名する見通しだと30日(現地時間)報道した。

同消息筋は、劉鶴副首相の米国訪問のニュースを伝えながら、「中国政府は米国政府が送った招待に応じており、中国の代表団は来週半ばまで数日間、ワシントンに滞在するとみられる」と明らかにした。

米国駐在の崔天凱中国大使も最近、中国国営放送CGTNとのインタビューで、「我々は常に約束を守り、我々がした約束は常に履行する」と述べ、貿易合意の署名が迫っていることを示唆している。

米国経済指標も良好だった。昨年11月基準、米国の貿易赤字が3カ月連続で減少し、約3年ぶりに最低値に減少した。

米国商務省によると、去る11月に米国の貿易収支の赤字が632億ドル(約73兆908億ウォン)を記録し、前月(668億ドル)に比べて36億ドル減少した。これは2016年10月以来、最低水準だ。先月の商品輸出は1364億ドルで0.7%増加した。自動車輸出が3.4%増え、消費財の輸出は2.6%増加した。

セブンズレポート(Sevens Report)のTom Essaye代表はCNBCとのインタビューで、「第4四半期の強い株価ラリーが年末差益実現に口実を提供した」とし、「買い越し過ぎによる負担がしばらく株価を圧迫するだろう」と予想した。
 
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