[辛格浩名誉会長死去]「財界5位」ロッテ一を育てた「流通巨人」の永眠・・・享年99歳
李秉喆、鄭周永、具仁会、崔鍾賢以降、大企業「1世代創業者」、時代の歴史の中に

양정미 기자

登録 : 2020-01-20 10:25 | 修正 : 2020-01-20 10:25

[写真=ロッテグループ提供(ロッテグループの辛格浩名誉会長が19日午後、死去した)]


ロッテグループの辛格浩(シン・ギョクホ)名誉会長が19日午後4時29分、長患いで死去した。享年99歳。

辛名誉会長の死去で故李秉喆(イ・ビョンチョル)サムスン会長、鄭周永(チョン・ジュヨン)現代会長、 具仁会(ク・インフェ)LG会長、崔鍾賢(チェ・ジョンヒョン)SK会長などが財界を率いていた「創業1世代の経営者」時代は完全に幕を下ろすことになった。

辛名誉会長は韓国で1967年にロッテ製菓を設立し、韓日両国間の食品・流通・観光・石油化学分野で事業を拡大して、ロッテグループを韓国財界順位5位の財閥に成長させた「流通巨人」として評価される。財界は故人の訃報に接し、一斉に「財界の大きな星がなった」と哀悼の意を表した。

19日、ロッテグループによると、辛名誉会長は昨年12月18日、ソウル峨山(アサン)病院に入院して高齢による様々な症状の治療を受けていたところ、今月18日に病状が急激に悪化して集中治療室に移され治療を受けたが、結局、同日午後4時29分、死去した。ロッテグループの辛東彬(シン・ドンビン)会長はこの日、日本出張中に父親の訃報を聞いて急きょ帰国した。

1921年、慶南(キョンナム)蔚山(ウルサン)で5男5女の長男として生まれた。蔚山農業高校を卒業した後、1941年に従兄弟が用意してくれたた路資83円を持って1942年、弱冠20歳の年齢で蔚山から日本の下関行きの船に乗って日本留学の道を選んだ。早稲田大学で化学を勉強した。日本の名前は重光武雄だ。

1966年、韓日国交正常化で国内(韓国)投資の砲門が開かれると、韓国に目を向けて1966年にロッテアルミニウムを、1967年にロッテ製菓を設立した。韓国最大の食品企業を作ったロッテは、観光と流通、化学、建設など事業を拡大した。特に1970年代半ばから奇数月には韓国、偶数月には日本に滞在しながら玄界灘を行き来する経営で「玄界灘の男」と呼ばれた。

故人は「資源が乏しい我が国(韓国)は、必ず観光立国 づくりを成し遂げなければならない」との信念の下、ロッテホテルとロッテショッピングセンター(現 ロッテ百貨店)、ロッテ免税店などの観光産業に大規模な投資を断行した。その功労で1995年、観光産業分野では初めて「金塔産業勲章」を受章した。以来、平和建業社(現 ロッテ建設)と湖南石油化学(現 ロッテケミカル)を買収し、建設と石油化学事業にも進出した。2017年初めには、1987年から夢見てきた韓国最高層ビル、ロッテワールドタワーを開場し、123階の摩天楼最上階に足を踏み出した。
辛名誉会長は2男2女がいる。辛東主(シン・ドンジュ)前日本ロッテホールディングス副会長が長男で、辛東彬ロッテグループ会長が次男だ。東主・東彬兄弟は、辛名誉会長が1941年、日本で結婚した重光し初子氏との間で生まれた。

長女の辛英子(シン・ヨンジャ)ロッテ福祉財団理事長は、辛名誉会長が渡日前の18歳で結婚した故ノ・スンファ氏との間で生まれた。末娘のシン・ユミ ロッテホテル顧問は、1970年代のミスロッテ出身で辛名誉会長と事実婚関係である徐美敬(ソ・ミギョン)氏との間で生まれた。

辛名誉会長は2015年7月、長男の辛東主前ロッテホールディングス副会長と次男の辛東彬ロッテグループ会長が経営権紛争を繰り広げ、経営の一線からの退陣した。精神健康上の問題が明らかになり、2016年にホテルロッテ代表とロッテ製菓の社内取締役から退き、2017年にはロッテショッピング、ロッテ建設、ロッテ・ジャイアンツ、日本ロッテホールディングス、ロッテアルミニウム役員からも相次ぎ退任した。

遺族は、夫人である重光初子氏と長女の辛英子理事長、長男の辛東主前副会長、次男の辛東彬会長、事実婚関係の徐美敬氏と娘のシン・ユミ氏などがいる。

辛春浩(シン・チュンホ))農心会長、シン・ギョンスク氏、辛宣浩(シン・ソンホ) 日本サンサス社長、シン・ジョンスク氏、シン・ジュンホPurmil(プルミル)会長 、新貞姫(シン・ジョンヒ)東和免税店副会長が弟(妹)だ。

葬儀はロッテグループ葬として行われる。李洪九(イ・ホング)元首相と潘基文(パン・ギムン)元国連事務総長が名誉葬儀委員長を、ロッテ株主のファン・ガクギュ、ソン・ヨンドク代表取締役が葬儀委員長を務める。

遺体安置所は、ソウル峨山病院に設けられ、出棺は22日午前6時だ。出棺後22日午前7時、ソウルロッテワールドモール8階のロッテコンサートホールで告別式が営まれる。

<ロッテグループ創業者、辛格浩(Shin Kyuk-Ho)名誉会長のプロフィール>

- (陰)1921年10月4日
- 慶南蔚山郡三南面屯基里623。 5男5女の長男として生まれた。

学歴および経歴
- 1939年蔚山農業高校を卒業
- 1942年 渡日
- 1946年3月、日本の早稲田大学化学卒業
- 1967年に韓国にロッテ製菓(株)の設立で母国投資開始
- 1948年〜2009年 日本ロッテ社長
- 2009年〜2017年 日本ロッテ会長
- 2017年〜現在 日本ロッテ名誉会長
- 1967年〜2010年 韓国ロッテ会長
- 2011年〜2018年 韓国ロッテ総括会長
- 2018年〜 韓国ロッテ名誉会長
 

[写真=ロッテグループ提供(故辛格浩名誉会長)]



 
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