ウリィ金融、銀行を前面に出してプルデンシャル生命の本入札に乗り出すか?
銀行+プライベートファンドコンソーシアムを構成するかに注目
事実上、KB金融との戦になる可能性高く

양정미 기자

登録 : 2020-01-20 11:26 | 修正 : 2020-01-20 11:26

[写真=ウリィ金融グループ]


プルデンシャル生命の買収合戦で単独入札を諦めたウリィ金融グループが、ウリィ銀行とプライベート・エクイティ・ファンド(PEF)とのコンソーシアムを構成するかどうか注目される。この場合、プルデンシャル生命買収合戦はKB金融と「ウリィ銀行+ PEF」の戦になる可能性が高い。事実上、KB金融とウリィ金融との戦いだ。

19日、金融界によると、プルデンシャル生命の売却主管社であるゴールドマン・サックスは、今週、予備入札参加者のうち適格買収候補を絞り、来月に本入札を行う予定であることが分かった。去る16日に行われた予備入札には、KB金融をはじめ、韓国内1〜3位のPEFであるMBKパートナーズとハン&カンパニー(Hahn & Company)、IMMプライベートエクイティ(PE)が挑戦状を突きつけた。台湾の富邦(Fubon)グループも予備入札に参加した。

KB金融とウリ金融が予備入札段階から対戦するという見通しが多かったが、ウリィ金融が応札せず、両金融グループ間の対決は実現されなかった。これで、プルデンシャル生命買収合戦の「カギ」はKB金融が握ることになったとの評価が多い。KB金融がいくらを書いて出すかによって、買収合戦の勢力図が変わるという意味だ。非銀行部門、特に生命保険会社の補強が不可欠であるKB金融としても、プルデンシャル生命は見逃せない物件だ。買収に成功すれば、新韓金融と繰り広げるリーディンググループの競争で有利な立場に立つことができる点も魅力的だ。

しかし、市場はウリィ金融に再び注目している。ウリィ金融がウリィ銀行を前面に出してPEFとコンソーシアムを構成する可能性が少なくないと見ているからだ。ウリィ銀行が財務投資家になり、プルデンシャル生命の持分の一部を買収する形で買収合戦に飛び込む可能性が高いという見通しだ。

これには、ウリィ金融がプルデンシャル生命を一気に子会社に編入させるには負担が大きかったという分析が敷かれている。持株会社への転換してから1年あまりが経ったばかりのせいで、まだ標準等級法を適用されているが、プルデンシャル生命を買収すると、グループの国際決済銀行(BIS)の割合に悪影響が避けられないためだ。標準等級法は、金融監督院のガイドラインが適用されるため、独自の信用評価システムを基盤にした内部等級法に比べて、リスク加重資産の評価時に不利だ。

昨年初め、ロッテカード買収戦でウリィ金融が自ら乗り出さず、ウリィ銀行を前面に出したのもこのためだった。ウリィ金融は昨年5月、ウリィ銀行をMBKパートナーズとコンソーシアムを構成させた後、ロッテカード買収戦に「サプライズ」登板し、優先交渉対象者に最終選定された。MBKがロッテカードの持分の約6割、ウリィ銀行が2割を保有する方式で、コンソーシアムは同年10月に金融委員会の大株主適格性審査を通過した。現在MBKがロッテカードの筆頭株主だが、今後、MBKがウリィ銀行に持分を売却する可能性が高い。

金融圏の関係者は、「昨年まではウリィ金融が最も先に探した物件は証券会社だったので、実は、保険会社の買収は一番後順位である雰囲気だった」とし「しかし、プルデンシャル生命が売りに出され、内部の雰囲気が変わったようだ」と述べた。今後、ウリィ金融がプルデンシャル生命のように優良級の保険会社を買収する機会が多くないと判断しているという分析だ。

ウリィ金融の孫泰升(ソン・テスン)会長も今月初めに記者らと会って、証券会社の買収意向に関する質問に「今すぐ(証券会社)は売物がないわけではないか」とし、「良い売物が出れば買収するけれど、現在、証券会社の買収と関連した水面下の作業はない」と述べている。
top