[新型コロナ] WHO、国際的な緊急事態宣言

  • 30日、緊急委員会の招集…「措置をとるべき」

[写真=EPA・聯合ニュース(現地時間30日、テドロス・アダノム・ゲブレイェススWHO事務総長がスイス・ジュネーブWHO本部で会議を終えた後、記者会見をしている)]


世界保健機関(WHO)は30日(現地時間)緊急委員会を開き、新型コロナウイルス(武漢肺炎)について国際的な公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)を宣言したとウォールストリートジャーナル(WSJ)など外信が報道した。

世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長 はこの日、スイスのジュネーブWHO本部での会議を終えた後、「現在、中国以外18カ国で(新型コロナウイルス)の感染事例が100件余り発生した」とし、「このウイルスが、保健システムが脆弱な国家へと広がる可能性に備えて処置を取らなければならない」と明らかにした。

ただ、「国際的な旅行と貿易を制限する措置は不要だ」と付け加えた。今回の宣言が中国に対する不信任投票ではないという立場も伝えた。

WHOが国際的な緊急事態を宣言したのは今回が6回目だ。最初の宣言は10年前の2009年である。いわゆる「新型インフルエンザ」として知られている新型インフルエンザA(H1N1)が欧州とアジアなどで流行り、2カ月後の6月に緊急事態を宣言した。

以後 △2014年のポリオ、エボラ(西アフリカ)△2016年のジカウイルス △2019年のエボラ(コンゴ民主共和国)など4回続いた。

新型コロナウイルスは2019年12月1日、中国湖北省武漢市で発見された急性呼吸器症候群だ。1月から韓国と欧州などにも広がり、懸念が広がった。WHOは30日基準、新型コロナウイルス感染確定者が全世界的に7834人と集計されたと明らかにした。
 
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