[新型コロナ] 文大統領、武漢領事館の職員たちに電話・・・「労苦に感謝」

  • イ・グァンホ副総領事、チョン・ダウン領事「状況終了まで最善を尽くす」

[写真=聯合ニュース(文大統領が先月30日午前、政府ソウル庁舎で開かれた新型コロナウイルス感染症の対応策点検会議で発言している)]


文在寅(ムン・ジェイン)大統領は3日、新型コロナウイルス感染症(武漢肺炎)の発源地である中国湖北省武漢の総領事館で勤務中のイ・グァンホ副総領事とチョン・ダウン領事に電話をかけ、彼らの苦労を 激励した。

ハン・ジョンウ 青瓦台(大統領府)報道官は、文大統領はこの日の通話で「総領事館職員みなさんの労苦に深く感謝し、大統領である私だけでなく国民もみんな感動している」と述べたと伝えた。

イ副総領事とチョン領事は、新型コロナ拡散で封鎖された武漢から現地僑民の撤退業務を担当した。

特にチョン領事は海外同胞を国内に輸送する2番目のチャーター機が武漢から発った後の今月1日、海外同胞たちとのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のグループチャットルームに掲載した書き込みが話題になった。

チョン領事は「最後のチャーター機に333人が無事搭乗した後、本部に離陸電文送って家に帰ってくる車の中で大泣きした」とし、「今回のことで、韓国国民の底力を改めて感じることができた」と書いた。

文大統領は通話で「韓人会にも格別に感謝の挨拶を伝えてほしい」とし、「貨物機運航の際に現地で必要な物品が公館にちゃんと届けられるように措置する」と述べた。

イ副総領事とチョン領事は「状況終了まで最善を尽くしたい」と答えた。チョン領事は「3月に任期満了予定だが延長勤務を要請しておいた状態だ」と話した。

一方、チョン領事はチャーター機に外交部の迅速対応チームとともに搭乗した大韓航空のチョ・ウォンテ会長に対して「とても苦労してチャーター機を用意したのに、大韓航空のチョ会長が秘書二人を連れて飛行機に乗った」と批判したりもした。

チョン領事は「(チョ会長が)降らずに乗ったまま戻り、席が足りなかったせいでもある」とし、「結局、それまで考えていなかった私のせいだ」と付け加えた。
 
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