中国湖北省の新消防士、應勇党書記"封鎖・統制を強化"

  • 13日に任命以降、本格コロナ19拡散防止に乗り出し

[写真=人民網(湖北省の應勇党書記)]


新型コロナウイルス(コロナ19)の発源地である中国湖北省の新しい「消防士」應勇党書記が、コロナ19の拡散を遮断するために本格的に乗り出した。

17日、中国の澎湃新聞によると、應勇党書記は前日の午後、「コロナ19の予防及び統制」関連会議を主宰し、当委員会とコロナ19防疫対策本部の業務調整と、統制強化について議論した。これは、彼が湖北省の党書記に任命された後、本格的にコロナ19拡散防止に乗り出したのだ。先立って13日、中国共産党中央委員会は、蔣超良元湖北省党書記を免職処理した後、應勇上海市長を新書記に任命した。

應勇党書記は、「習近平の人」として解釈される習家軍のうち一人だ。習主席の浙江省党書記時代、監察組織である規律検査委員会の副書記、浙江省高級人民裁判長などを歴任しており、2007年に習主席が上海党書記を務めた時には、上海高級人民法院長、党組織部長副市長などを歴任した。彼は、陳敏爾重慶市書記などと一緒に強力な次期指導者候補としても挙げられる。

應勇党書記は同日の会議で △各都市間の統制強化 △交通統制強化 △公共場所の閉鎖と団体の集まり活動禁止 △省居住民の健康状態管理監督など、一層強化された湖北省拡散防止措置を注文した。

湖北省のコロナ19拡散の勢いが鈍化している中、これ以上の拡散を防ぐという確実な意志を表現したわけだ。湖北省は感染確定者の統計基準を強化した12日、感染確定・死亡者数が1万5000人、250人ほどに急増した後、5日連続拡散が鈍化している。湖北省の衛生健康委員会(衛健委)によると、17日午前0時現在、湖北省の感染者と死亡者は前日に比べてそれぞれ1933人、100人が増加した。これで累積感染者、死亡者はそれぞれ5万8182人、1696人である。

應勇党書記は党委員会に「伝染病の拡散を防ぐため、我々はそれぞれの位置で責任感と使命感を持って行動しなければならない」とし、「伝染病との戦争で必ず勝利する」と明らかにした。

不足している物資と住民の生活利便性のために支援を強化しようという発言もあった。應勇党書記は、「交通移動の統制で不便を強いられる住民のために、資源供給にも最善を尽くさなければならない」と強調した。
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