大韓航空、コロナ19のせいでイスラエル入国禁止…対策作りに乗り出し

[大韓航空、コロナ19のせいでイスラエル入国禁止…対策作りに乗り出し]



イスラエルが新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の拡散に対する懸念で、大韓航空KE95便を急に入国禁止させ、大韓航空も後続対策作りに乗り出した。 追加予約分に対しては払い戻し措置し、政府の要請があれば、航空機を送って韓国国籍乗客の早期帰国を助ける計画だ。

23日、大韓航空によると、22日午後7時30分にイスラエルのテルアビブに到着したKE957便の韓国国籍の搭乗客130人と運航・客室乗務員14人が入国禁止された。 これにより、同日午後2時、KE957便は韓国国籍の乗客を乗せたまま、仁川国際空港に復帰した。 ただし、同じ航空機に搭乗したイスラエル国籍の乗客11人は入国が許可された。 イスラエル政府は当該乗客については14日間、自家隔離措置することにした。

すでに出発した航空機が入国禁止通知を受けたのは今回が初めてだ。

大韓航空の関係者は"事前協議なしにすでに出発した航空機に対して入国を禁止した事例は今回が初めて"とし、"初事例で、入国が禁止された乗客に対して補償など払い戻し措置を取る"と述べた。 大韓航空は入国禁止の乗客に対する補償対策を講じると同時に、イスラエル路線の予約航空券に対しても払い戻し措置に入る計画だ。

また、政府は現実的に観光がままならない状況で、早期に帰国しようとする国民がいるものと予想し、大韓航空と協議して帰国を支援する計画だ。 大韓航空は現在、イスラエル直航路線を週4便運航中だ。

イスラエル政府のこのような措置は最近、韓国でコロナ19の感染者が急増したためと分析される。 同日午前9時基準の国内コロナ19の感染者は計556人に急増した。 17日までわずか30人に過ぎなかった感染者数が一週間ぶりに20倍近く増え、地域社会での感染が現実化された。

これに先立ち、イスラエルは中国(2月2日)、シンガポール・タイ・香港・マカオ(2月18日)に対して入国禁止を施行した。
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