「マスク品薄状態」に直接乗り出した中国当局者、"不要な浪費を減らせよ"

  • 発改位社会司社長、過度なマスクを使用の自制を要請

  • コロナ19 「低危険」地域の生産活動に完全復帰の方針も明らかに

[写真=中国国家発展改革委員会の歐曉理社会司社長]


"N95マスクを家でも着用し、接触者がいないのに4時間ごとにマスクを変えて着用する彼らは土豪(お金を無駄遣いし、贅沢しすぎる成金)だ。"

中国国家発展改革委員会の歐曉理社会司社長が25日開かれた記者会見で、このように述べたと中国の毎日経済新聞が報じた。マスクの生産量を大幅に増やすなどの措置を取っているのに、マスク品薄状態が持続し、一部の消費者を非難したのだ。

彼は"各自伝染病感染の予防ために徹底した衛生管理をするのは非常に良い態度だが、不必要にマスクを無駄遣いすると、ウイルスにさらされた人々を危険にさらす行為である"と明らかにした。続いて"過度な浪費を減らすたびに1人の健康を守ることができるだろう"と付け加えた。

新型コロナウイルス(コロナ19)事態の長期化のせいで、中国では連日、マスク品薄状態が生じている。マスク購入が難しく、果物の皮やプラスチックペットボトルなどで作った奇想天外なマスクが登場したのは、すでに有名な逸話だ。

マスクの価格も引き続き高騰している。25日基準、中国の有名電子商取引プラットフォームではN95マスクが1枚当たり25〜30元(約4300〜5200ウォン)で販売されている。

このため、中国当局はマスクの生産量を大幅に増やした。歐曉理社長によると、当局は中国全土のマスク生産性を110%に高め、一日の生産量は5400万個に達する。

もちろん、まだ需要を完全に満たす段階ではない。中国の一部の専門家も"一部地域では依然としてマスクのような医療物品が不足している地域が多いため、国内需要を合わせることに集中しなければならない"という立場であるという。

この日、歐曉理社長はコロナ19拡散リスクが低い地域では企業と生産活動に完全に復帰するようにし、道路封鎖を撤回する計画を発表したりもした。彼は"コロナ19が中国経済に及ぼす影響を最小限にするためには、適切に調整した対処が必要である"とし、"湖北省を除く地域の感染リスクを3段階に分類し、規制緩和と封鎖撤回などを早急に実施する"と述べた。
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