[コロナ19] 政府、今週イランにチャーター機投入・・・国民80人余り召喚

  • イタリアのも注視…「移動制限区域内の韓国民2200人余り居留」

[写真=AP・聯合ニュース(現地時間8日、イランのある病院でコロナ19に感染された患者が治療を受けている)]


新型コロナウイルス感染症(コロナ19)が急速に拡散しているイランで、韓国民の撤退させるために政府が今週、チャーター機を投入する。

外交部の高位当局者は9日午後、記者たちと会った席で 「イランは、チャーター機の搭乗を希望する人数の把握や航空機の手配などを支障なく準備している。今週中にする」と明らかにした。

イランは今月6日基準、コロナ19感染者と死者がそれぞれ4747人、124人が発生した。中国、韓国、イタリアとともに全世界でコロナ19感染者が最も多い国の一つだ。

外交部によると、現在、イランに居住する同胞と駐在員は220人程度と推算される。彼らのうち、個人的に帰国した人員を除いて100人前後の人がチャーター機に乗ると予想される。

政府は現在、第3国の航空機を利用し、アラブ首長国連邦(UAE)やカタールなど周辺国に移動した後、そこで国籍旅客機に乗り換えて韓国人を撤退する案を有力に検討していると伝えられた。

外交部によると、同日まで搭乗意思を明らかにしたイランの同胞は80人前後だ。

政府は特に、二重国籍者と同胞のイラン国籍家族も連れて来ることができるように当局と協議している。

彼らは帰国後、臨時施設で1~2日間ほど滞在し、コロナ19の検査を受けて陰性であることが確認されれば自宅隔離をすることになる。

外交部の当局者は「疾病管理本部と協議した結果、イランは武漢ほど状況が悪くないため、施設隔離はしない」と説明した。

外交部は、コロナ19感染者が急速に増加しているイタリアの状況も注​​視している。

先立ってイタリア政府は、最近コロナ19の拡散を防ぐために封鎖措置をした地域のほか、一部の地域を対象に移動制限命令を追加で下した。

外交部によると、移動制限地域内に滞在する韓国民は約2200人と把握された。

高位当局者は、彼らを撤退するためのチャーター機投入の可能性と関連し、「航空、交通便が完全になくならはない状況とみられ、チャーター機の投入は現地の状況をもう少し見守りながら検討することになりそうだ」と言及した。
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