[コロナ19] 韓国「うまく対処」・・・経済見通し「最悪の事態は免れた」

[写真=亜洲経済(新型コロナウィルス感染症の影響でソウル駅のKTX利用客も急減した)]


コロナ19の直撃を受けた韓国経済が、最悪の事態は免れるとみられる。

政府のコロナ19に対する積極的な対処で国内の被害を最小化し、経済的な影響も主要国に比べて少ないだろうという分析が出た。

信用格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は24日、「アジア・太平洋地域の経済見通し」報告書を通じて、韓国の今年の国内総生産(GDP)成長率が-0.6%を記録すると見通した。昨年末の推定値である2.1%から2.7%ポイント下げた数値だ。

しかし、これは周辺国よりは大きくない水準だ。今年の日本とシンガポール、香港のGDP成長率見通しはそれぞれ-1.2%、-0.8%、-1.7%だ。特に、唯一中国の場合、2.9%の成長が予想されるが、これは昨年(2.9%)に比べて半分にも満たない。

英国の経済分析機関であるキャピタルエコノミックスも最近、韓国の今年のGDP成長率を-1.0%と展望した。オーストラリア(-1.0%)は韓国と同じ水準、米国は0%と予想した。

ただ、最近コロナ19の拡散が急激に増加しているイタリアなどユーロ圏の場合、今年のGDP成長率を-8.5%と見通した。特にイタリアは-9.0%と、調査国のうち最も低い数値を記録した。

このほか、ドイツは-8.5%、フランスは-8.5%、英国は-7.0%、日本は-4.0%、中国は-3.0%、カナダは-2.0%などのGDP成長率を示すと予測した。

世界主要金融会社450社以上が加盟している国際金融協会(IIF)も最近、今年の世界経済成長率が-1.5%に止まるだろうと発表した。

IIFは「閉鎖措置がどれだけ長く続くか、今のところ不明だ」とし、「衝撃の深刻性を考慮すると、措置が解除された後、消費と投資がすぐに回復するかどうかも不確実だ」と伝えた。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기