​ジェネシス、今年の内需販売「7万台の魔」を超える

[​ジェネシス、今年の内需販売「7万台の魔」を超える]



現代(ヒョンデ)自動車の高級車ブランド「ジェネシス」がコロナ19にも今年、内需販売の「7万台の壁」を軽く超える見通しだ。

今年、初めて披露したスポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)「GV80」と7年ぶりに第3世代の完全変更モデルを披露した準大型セダン「G80」が市場に定着した状態だ。 これにまた別の期待作となる初の中型SUV「GV70」も加勢し、力を加えるものとみられる。

◆G80、発売初日だけで2万2000台の販売契約…「史上最大」

2日、業界によると、ジェネシスは今年第1四半期に1万2394台の販売高を上げた。 前年同期(1万5743台)比21.4%(3349台)減少した数値だ。

ボリュームモデルであるG80の新車待機需要による錯視だ。 実際、G80を除けば、かえって同期間の販売量は6.7%成長した。

G80の場合、2015年のジェネシス発足後、各四半期に1万台前後と地道に売れ、ブランドのモデルとして位置づけられている。 しかし、今年第1四半期はわずか2568台の販売にとどまった。

これを一気に挽回するかのよう、先月30日に発売された第3世代G80の販売契約は爆発的だった。 同日だけで2万2000台が販売契約された。 年間販売目標の3万3000台の3分の2に達する量だ。 ジェネシスモデルの歴代初日の販売台数の中では最大だ。

1月15日に販売を開始したGV80も巡航している。 発売当日だけで1万5000台(ディーゼル)の販売契約が行われた。 国内の累積販売契約は3万台(ディーゼル2万台+ガソリン1万台)を超えたという。 今年の年間販売目標(2万4000台)をはるかに上回る数字だ。

さらに中型セダン「G70」の部分変更モデルやGV70なども順次発売する予定だ。 特にG70の場合、すでにオンライン上に公式同好会などが設けられ、新しい突風を準備している。

これを総合すると、保守的に販売目標を足しても、ジェネシスの今年の販売台数は7万台を超えるという計算になる。 GV80の2万4000台とG80の3万3000台、残りのモデル(G70、大型セダンのG90、GV70)2万5000台が販売された時を仮定した場合だ。

逆に一部ではコロナ19事態さえなかったら、ジェネシスが今年、新車を中心に10万台の大台を達成したという分析が出ている。 すでに販売契約は十分に行われており、出庫さえうまく行われれば、現実性があるという見方だ。 GV80とG80を除くほかの各モデルも新車発売とあいまって、年間1万5000台程度は軽く売れるからだ。

◆今年の新たな転換点、グローバルブランドへの跳躍は課題に

いずれにせよ、ジェネシスは今年、新しい記録を書くことになる。 ジェネシスは発足後、一度も内需販売7万台を越えることができなかった。 本格的に販売を開始した2016年の6万6029台以降、2017年は5万6316台、2018年は6万1345台、2019年は5万6801台で、むしろ逆成長した。 ジェネシスの事業を総括したManfred Fitzgeraldジェネシス事業部長(副社長)が昨年10月、自ら退任した背景でもある。

今年は新車販売も好調で、イ・ヨンウジェネシス事業部長(副社長)を中心に新しい陣容も備えただけに、反転が図れる見通しだ。

ジェネシスの関係者は"ジェネシス車両は国内蔚山第2工場と第5工場で全量生産している"とし、"コロナ19などで異変がなければ、顧客への車両引渡しに大きな問題はない"と述べた。

ただ、ジェネシスの大きな課題であるグローバルブランドへの成長は今年も容易ではないものと予想される。 コロナ19などが重なり、グローバル販売に赤信号が灯ったためだ。 ジェネシスはひとまず、北米市場などを中心に突破口を見いだす方針だ。

イ事業部長も最近、記者と会って"ジェネシスが発足(2015年)してから4年が過ぎたが、まだローカルプレミアムブランドのイメージから脱していないのは事実だ"とし、"北米市場などで影響力をさらに拡大し、グローバルプレミアムブランドとして位置づけられる"と伝えた。
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