銀行業界の変動金利住宅ローン金利の基準となるコフィックス(COFIX)が軒並み下落した。
15日、銀行連合会によると、4月の新規取り扱い額基準のコフィックスは1.20%であり、前月より0.06%ポイント下がった。これは5ヵ月連続の下落だ。主要銀行が相次いで受信金利を引き下げた影響だ。ただ、下落幅が前月(0.17%ポイント)よりは小さかった。
新残高基準のコフィックスも1.31%と0.07%ポイント下落し、9カ月連続で下落した。従来の残高基準で、コフィックス(1.61%)も同様に0.05%ポイント下がり、13ヵ月連続の下落を続けた。
コフィックスは定期預金、定期積金、相互賦金、住宅賦金など国内銀行が資金を調達した受信商品の金利を加重平均した値だ。新残高基準のコフィックスは、これに様々なその他予受金と借入金、決済性資金などを追加して算出する。
残高基準コフィックスは一般的に市場金利の変動を徐々に反映するが、新規取り扱い額基準コフィックスは当該月に新規に調達した資金を対象に算定されるため、相対的に市場金利の変動を速やかに反映する。
すでに、変動金利の住宅ローンを受けた場合、加算金利や優遇金利がそのままなら、最初の融資の際に基準としたコピックスの変動幅分だけ貸付金利が変動する。
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