斗山インフラコアが10年ぶりにフルチェンジされた次世代ホイールローダーを発売し、本格的な量産に突入した。
斗山インフラコアは性能と効率が向上した次世代ホイールローダーラインナップ「DL-7」シリーズを発売したと26日、明かにした。 ホイールローダーは土木工事現場で土や砂、骨材などを汲み取って運ぶ装備だ。
新型ホイールローダーのDL-7シリーズは欧州最新排気規制のStage-V*(ステージ5)に合わせて企画した製品で、10年ぶりに様変わりした。 特に外観デザインは1989年、初のホイールローダー発売以来、30年ぶりに変わった。
DL-7シリーズは同級最大サイズのバケット(土を入れる空間)を装着し、エンジン出力と燃費、ステアリング、電子制御システムなどの性能と効率が大幅に向上した。
強化された車軸(Axle)を適用し、高負荷環境でも安定した作業が可能で、油圧系統や作業部位の主要部品の耐久性と整備性もはるかに良くなった。
耐久性と剛性に優れたセンターシャフト(中央軸)と緩衝装置を新たに適用し、騒音と震え現象も顕著に抑えた。
新型DL-7シリーズには最先端の安全技術である透明バケット機能もオプションで追加される予定だ。 同機能は物を積載したバケットを透過し、バケットに隠された前面部を見ることができる先端技術で、2021年から国内発売装備に適用される計画だ。
今回の新型ホイールローダーは欧州を皮切りに、世界市場に順次発売する予定だ。
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