​現代・起亜自、「0台の悪夢」インドで復活の信号弾

[​現代・起亜自、「0台の悪夢」インドで復活の信号弾]



現代・起亜自動車が4月、「ゼロ(0)販売危機」を経験したインドで5月、回復傾向を見せ、復活の信号弾を打ち上げた。

インドはコロナ19の影響で、現地工場がシャットダウン(一時閉鎖)され、住民の移動と商業施設の運営が制限されるなど市場全体が立ち止まったことがある。 現代・起亜自は5月の業績回復を足がかりに、インド市場への攻略に拍車をかける方針だ。

■現代自は5月に6883台、起亜自は1661台販売

2日、業界によると、現代自は先月、インドで6883台を販売した。 昨年5月(4万2502台)よりは販売台数が83.81%減少したものの、4月の「0」台という最悪の結果から脱した格好だ。

現代自の5月のインド販売は現地市場の看板モデルである小型スポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)「クレタ」が牽引した。 現代自は2月、クレタの第2世代モデルをインドに公開し、3月から販売を開始した。

4月はインド市場全体が休業しながら販売がなかったが、販売が再開された5月の1カ月間だけでクレタは3212台販売され、インド全体で最も売れた車に名を連ねた。 このほか、小型セダン「ベルナ」、小型SUV「ベニュー」なども人気を見せたという。

特に現代自は昨年基準で約50%の圧倒的なシェアでインド市場1位を記録したマルチ・スズキとの格差を縮めた。 マルチ・スズキは先月、前年同月(12万1018台)比88.68%急減した1万3700台の販売に止まった。

現代自に次いで市場3、4位のマヒンドラとタタは前年同月比それぞれ81.24%、74.65%減少した3867台、3153台を記録し、4000台を下回った。 起亜自は1661台を販売し、4月販売(11台)の危機をやや克服した。

5月のインド自動車市場シェアはマルチ・スズキが37.43%で1位、続いて現代自(18.80%)、マヒンドラ(10.54%)、タタ(8.61%)の順で、起亜時は4.54%のシェアで、6位に安着した。

■「Click to Buy」などサービス拡大

現代自はインドでオンライン販売網「Click to Buy」を全国的に拡大するなど販売多角化に集中している。Click to Buyを通じて現地500社以上のディーラーをリアルタイムで連結することで、自社モデルの顧客問い合わせから販売まで「End-to-End」サービスを提供する。 850つのショールームと1000あまりのサービス売場も運営を再開した。

昨年7月、インド・アナンタプル工場の稼動を皮切りに、現地に本格進出した起亜自はコロナ19で止まった販売や流通網などを再点検する。

起亜自は今年2月、小型SUV「セルトス」の人気に支えられ、累積販売台数で市場3位まで浮上する底力を発揮しただけに、下半期にはエントリーSUV「ソネット」などを発売し、シェアを拡大するほか、レジャー用車(RV)の特化プレミアムブランドとしての地位を強固にする方針だ。 起亜自は今年、インド市場で12万4000台の販売目標を立てたことがある。

両社の現地工場も正常化している。 3月22日に稼動を停止した現代自のチェンナイ工場と起亜自のアナンタプル工場は先月8日から再稼働に突入した状態だ。 一方、起亜自はインドのアナンタプル工場の生産ラインを増設するため、5500万ドルを追加投入する。
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