国民年金、3年繰り上げられた2054年に枯渇・・・「年金制度の改革必要」

[写真=聯合ニュース(国民年金公団)]


国民年金の財政枯渇時期が3年繰り上げられ、2054年になるとの分析が出た。さらに、公務員年金の赤字を埋めるための国家補填金も7倍以上大幅に増加した11兆ウォン規模に達するものと見られ、早急な年金制度の改革が必要だという指摘が出ている。

「国会予算政策処」が21日に発刊した「社会保障政策分析報告書」によると、国民年金の財政は2040年から赤字に転じ、2054年には枯渇すると予想した。これは政府が2年前に発表した基金枯渇の予想時期(2057年)より3年早い。人口構造が急変して経済活動人口が減少する上、国民年金の期待収益率の計算を変えたためだ。

報告書は、国民年金が2040年に16兆1000億ウォンの赤字が発生すると予測した。2054年には積立基金が163兆9000億ウォンの赤字で底をつくと予想した。

また、予定処は同報告書で、今年1兆2611億ウォン規模の公務員年金国家補填金が2045年には10兆7248億ウォンまで増えると予想した。今年より9兆4673億ウォン(751%)が増えたことになる。

予定処は「国民年金の老後所得保障の役割を強化し、年金の財政的持続可能性を高めるため、年金制度改革を早急に果たす必要がある」と強調した。
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