3カ月連続で急落した生産者物価、5月に入って横ばい

[写真=聯合ニュース]


5月の生産者物価指数が4月とほぼ同じ水準を維持した。去る2~4月に下落を続けた後、ようやく横ばいとなった。新型コロナウイルス感染症(コロナ19)拡大の影響で急落した国際原油価格が回復しておらす、その影響を受けたものと分析される。

韓国銀行が23日に発表した「2020年5月の生産者物価指数」によると、先月の生産者物価は102.08(2015年=100)で、前月比横ばいを示した。ただ、昨年5月に比べると、1.7%下落した。

生産者物価とは、国内生産者が市場に供給する商品とサービスなどの価格変動を意味する。生産者物価は昨年12月以来2カ月連続上昇傾向を見せたが、韓国でコロナ19の影響が本格的に現れ始めた今年2月から3カ月連続下落した。

今年2月から生産者物価下落の原因として挙げられてきた工業製品は、5月にも0.2%下落した。 業種別には化学製品が0.7%、コンピューター・電子および光学機器は0.5%、石炭および石油製品は0.3%下落した。特に、化学製品は9カ月連続、石炭および石油製品は5カ月連続の下落が続いている。

一方、農林水産品は同期間2.7%上昇した。畜生物が5.8%、水産物が3%、農産物が0.6%上昇した。

サービス生産者物価も前月比0.1%上昇した。金融および保険サービスが0.9%、飲食店および宿泊サービスが0.2%上昇したためだ。電力、ガス、水道および廃棄物は前月比0.1%下がった。

韓銀の関係者は「コロナ19の拡大で外出が減り、家庭内の食材消費は増えた影響で畜産物を中心に上昇圧力が発生した」と話した。
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