韓国銀行、今年の消費者物価上昇率は0.3%予想・・・来年は1.1%の見通し

[写真=韓国銀行]


韓国銀行は消費者物価上昇率が今年は0.3%に止まり、来年は1.1%を記録するだろうと予想した。

韓国銀行は25日、「物価安定目標の運営状況点検」報告書を通じて「為替レートと農畜水産物価格の上昇など上方要因があるが、政府の福祉政策基調と原油価格の下落、景気減速の影響で物価の下方圧力が強まるだろう」と今年の消費者物価上昇率を見通した。

来年には国際原油価格の下落の影響がなくなり、景気改善や福祉政策の影響の縮小などが加わり、今年より高いだろうと予想した。これは先月、経済見通しを発表しながら予測した今年と来年の消費者物価上昇率の展望値と一致する。

食料品・エネルギー物価を除いたコア物価上昇率は、今年と来年にそれぞれ0.4%、0.9%水準と推算された。

韓銀は報告書を通じて「韓銀は今後、成長の勢いの回復を支援しながら中期的に物価上昇率が目標水準(消費者物価上昇率2%)で安定できるよう、金融政策を運用していく計画だ」とし、「新型コロナウイルスの影響で国内経済の成長が低迷し、需要面での物価上昇圧力も低い水準にとどまるものと予想されるだけに、金融政策の緩和基調を維持する」と明らかにした。
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