具光謨LG代表の2年、「模範生」から「果敢な行動家」に

[具光謨LG代表の2年、「模範生」から「果敢な行動家」に]



具光謨(ク・グァンモ)LG代表が29日、就任2周年を迎えた。

初の公式席上だった2018年の訪朝で、筆記を続ける姿から「模範生」というニックネームが付けられた具代表は2年が過ぎた今、変化を素早く主導する「行動家」と評価されている。

■柔軟で積極的な行動家に…LGは変化中

具代表は2018年、故具本茂(ク・ボンム)LG前会長の死去により、40歳でトップの座に就いた。 当時、財界ではやや早い年齢でにLGのトップに就任した具代表について、一部で懸念の声が出た。 しかし、危機の中でもこれまでスピードある革新を推進し、杞憂に過ぎなかったことを自ら証明している。

最近、新入社員を年中常時採用に変えたのが代表的な例だ。 変化する内外の環境に合わせて柔軟な採用を通じて、現場で必要な人材を適時に適材適所に配置するという意志を表現したのだ。 昨年、現代自動車グループに続き、10大グループのうち、2番目の決定だ。

「刷新人事」で内部構成も急速に変化している。 LG化学は創業以来初めて、外部出身である辛學喆(シン・ハクチョル)副会長が引き受けた。 就任初年度の人事で新規役員134人を加えたのに続き、昨年の人事では新規役員106人を選任し、LGの未来を導くリーダーを整理した。

事業でも整理が必要な部分は果敢に整理し、未来のための投資には躊躇しない。 同氏は会長になった後、スマートフォンの生産ラインをベトナムに移し、LGディスプレイはテレビ向けLCDパネルの国内生産を今年末まで整理することにした。 一方、買収を終えたオーストリアの電装部品メーカーのZKWや国内産業用ロボットメーカーのロボスタなどへの投資を拡大し、未来成長動力の投資には拍車をかけている。

外部の攻撃に対しては過去よりも攻撃的に対応し、会社の損失を積極的に防御している。 同氏は欧州メーカーを相手に相次いで特許侵害訴訟を始め、勝訴を引き出した。 バッテリーをめぐって紛争が起きたLG化学とSKイノベーションとの葛藤でも、国際貿易委員会(ICT)のSKイノベーションの早期敗訴判決を得た。

■人間尊重と正道経営の強調

しかし、グループの掌握力は高めながらも、具前会長の「正道経営」だけは相変わらず守っている。 具代表は最近、昨年12月に亡くなった故具滋慶(ク・ジャギョン)名誉会長が保有していたLGグループの株式164万8887株(0.96%)を相続した。 今回の相続で筆頭株主の具代表が保有した株式は2753万771株になった。 持分率は15%から15.65%へと高まった。 600億ウォンと推定される相続税は最大5年間に分けて納める計画だ。

2018年に代表取締役に選任された当時、具代表が「これまでLGが築いてきた顧客価値の創造、人間尊重、正道経営という資産を継承・発展させ、変化が必要な部分は改善し、長期的な観点で成長基盤の構築に最善を尽くす」と明言した。

企業の社会的責任も以前のように続いている。 具代表の就任後、LG福祉財団は2018年32人、昨年27人、今年は7人の義人を選定した。 「LG義人賞」は「国家と社会正義のために犠牲になった義人に企業が社会的責任をもって報いる」という具前会長の意向によって作られた。
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