中小製造業の生産職、一日賃金9万5837ウォン・・・昨年より1.3%上昇

[写真=Gettyimagesbank]


中小製造企業で働いている生産職労働者は一日9万6000ウォンの賃金を受け取っていることが分かった。前年比1.3%上昇した。2020年度の最低賃金引き上げ率が過去3番目に低い水準と決定された影響を受けたものと見られる。

中小企業中央会は売上高30億ウォン以上の中小製造業1400社(130職種)を対象に実施した「2020年度上半期の中小製造業職種別賃金調査」の結果を30日に発表した。

今回の調査は、国家契約時の製造原価計算の基準となる労務費算定の基礎資料を提供するために行われた。

調査の結果、今年上半期(3月基準)の中小製造業の生産職労働者の平均賃金(日給)は9万5837ウォンだった。

昨年上半期(9万4631ウォン)に比べて1.3%、昨年下半期(8月基準)の9万4836ウォンと比べて1.1%上昇した水準だ。

このため、下半期から政府・公共機関などと入札する中小企業は、各職種単価の上昇率ほど入札価格の上昇が期待できる。

ただ、今年上半期の賃金上昇率は例年より低い水準だ。昨年上半期は前年比それぞれ8.6%、7.2%引き上げられ、2018年には11.7%、1.5%上昇した。2015~2017年の年間上昇率は2.6%、2.9%、4.8%だった。

2018~2019年度の上昇率が高いのは、最低賃金(16.4%、10.9%)の上昇幅が大きかったためとみられる。今年の2020年度の最低賃金上昇率は2.9%だ。

最も高い賃金を受け取る職種はCAD設計士(回路)だった。彼らは一日平均12万9864ウォンを受け取った。パターン師(12万9721ウォン)、化学工学品質管理士(12万5929ウォン)、電気工事士(12万3190ウォン)などの順だった。

一方、最も低い職種は造形師(7万4230ウォン)だった。造形師は大量の鋳物に溶湯を注ぐため、鋳型の木型枠を入れ、粘土を使って形を作る仕事をする。

 
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