6月の消費者物価上昇率0%

[写真=聯合ニュース]


6月の消費者物価指数が前年同月比0%を記録し、1カ月りにマイナス物価から上昇に転じた。

統計庁が2日に発表した「2020年6月消費者物価動向」によると、6月の消費者物価指数は104.87で前年同月比0%だった。先月の-0.3%下落比0.3ポイント上昇した。

6月の消費者物価指数は前年同月比農畜水産物、サービス、電気・水道・ガスは上昇したが、工業製品で下落し、全体的な変動はなかった。前月比では農畜水産物、電気・水道・ガスは下落したが、工業製品が上昇し0.2%上昇を記録した。

消費者物価上昇率は昨年末0%台を記録したが、今年初め1%台に反発した。しかし、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の影響が反映され、4月に0.1%まで再び下がり、5月には-0.3%を記録した。

『農産物及び石油類除外指数(コア物価)』は前年同月比0.6%、前月比0.1%がそれぞれ上昇した。コア物価は、季節的要因や一時的なショックによる物価変動分を除き、長期的な傾向を把握するために作成する。

OECD基準のコア物価である『食料品及びエネルギー除外指数』は前月比では変動がなく、前年同月比0.2%上昇したことが分かった。

自家住居費込み指数は前月比0.1%上昇した。統計庁のアン・ヒョンジュン経済動向統計審議官は「チョンセ(伝貰)は2019年9月からマイナスを続けていたが、4月には横ばい、5月と6月には上昇した」とし、「家賃もマイナスを記録していたが、4、5月には横ばい、6月には上昇した」と話した。

品目性質別には、商品が前年同月比0.2%下落した。農畜産物が前年比4.6%上昇したが、工業製品は1.4%下落した。サービスは前年同月比0.1%上昇した。家賃は前年比0.1%上昇し、公共サービスは2%下落した反面、個人サービスは1%上がった。

アン審議官は「石油類価格の急落と教育支援の拡大による公共サービス価格の下落で、物価安基調が続いた」とし、「前月比上昇した要因は、国際原油価格の流れが普通4週間の時差を置いて物価に反映されるが、5月に原油価格が上昇した影響が6月に現れた」と説明した。
 

[資料=統計庁提供(6月の消費者物価動向)]


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