コスピ、企業業績不振・新型コロナの再拡大への懸念に下落

[写真=聯合ニュース(7日、コスピが下落して取引を終えた)]


コスピが米ニューヨーク株式市場の上昇とサムスン電子「アーニングサプライズ」などの好材料にも、企業の業績不振と新型コロナウイルス感染症(コロナ19)再拡散の懸念に下落して取引を終えた。コスダックも下落して取引を終えた。

7日、コスピは前日より14.11ポイント(0.64%)上がった2202.04で取引を始めたが、午前中に下落に転じて2164.17で取引を終えた。

この日のコスピ下落は主要企業の業績不振への懸念とコロナ19再拡大の懸念などが影響を及ぼしたものと見られる。

サムスン電子はこの日、第2四半期の売上高が52兆ウォンで、昨年第2四半期56兆1300億ウォンより7.36%下落したと述べた。営業利益は8兆1000億ウォンで、前年同期(6兆6000億ウォン)に比べ22.73%増加した。これは、市場コンセンサスをそれぞれ1.66%、23.91%上回る数値だ。

サムスン電子がアーニングサプライズを記録したが、ディスプレイ部門の一回限りの利益が反映されたという点が浮き彫りになった。金融投資業界では、アップルがスマートフォン用OLEDパネルの物量を約定した通り使えなかったとし、9000億ウォンから1兆ウォンの補償金を支給したものと見ている。

キウム証券のソ・サンヨン究員は「韓国の株式市場は米国株式市場の上昇とサムスン電子の業績改善などに支えられ上昇出発したが、サムスン電子の業績の中で一回の利益が含まれていたという点が浮き彫りにされ、下半期の業績への懸念が高まった」とし「米国の新規コロナ19感染者数が5万5000人を記録したというニュースが伝わるなど、否定的な要因も下落要因として作用した」と説明した。

コスピは個人が8567億ウォンを買い越した。一方、機関と外国人はそれぞれ4644億ウォン、3859億ウォンを売り越した。

業種別には、飲食料品が0.66%上昇で取引を終えた。このほか、紙・木材(0.59%)、機械(0.25%)、医薬品(0.12%)、サービス業(0.07%)なども上昇して取引を終えた。一方、電気・電子は2.42%下落した。通信業(-2.12%)、輸送機器(-1.77%)、電気ガス業(-1.59%)、医療精密(-1.55%)なども下落した。

時価総額上位10銘柄の中ではカカオが3.33%上昇で取引を終えた。セルトリオン(0.98%)、LG化学(1.38%)、サムスンSDI(0.77%)なども上昇した。一方、NCソフトは3.32%下落した。このほか、サムスン電子(-2.91%)、SKハイニックス(-1.40%)、サムスンバイオロジクス(-0.40%)、NAVER(-0.71%)、現代自動車(-2.27%)なども下落した。

コスダック指数は前日より0.74ポイント(0.10%)下落した759.19で取引を終えた。コスダック指数は前営業日より3.50ポイント(0.46%)上昇した763.40で取引を始めたが、コスピと同じく午前中に下落に転じた。

投資家別には個人が2635億ウォンを買い越した。外国人は2238億ウォン、機関は435億ウォンをそれぞれ売り越した。

時価総額上位10銘柄の中ではアルテオジェンが2.55%上昇して取引を終えた。この他、シージェン(1.77%)、パールアビス(1.48%)、スタジオドラゴン(0.33%)、ケイエムダブリュ(1.75%)なども上昇を記録した。一方、エコプロビーエムは2.04%下落した。セルトリオンヘルスケア(-1.67%)、エイチエルビー(-1.44%)、CJ ENM(-0.35%)なども下落した。セルトリオン製薬は横ばいで取引を終えた。
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