青瓦台(大統領府)は13日、故朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長がセクハラの疑いで訴えられたという事実を本人に知らせたことがないと立場を明らかにした。
青瓦台のカン・ミンソク報道官はこの日、書面ブリーフィングを通じて「朴市長が9日未明、青瓦台の通報により、訴えられた事実を知ることになったというメディアの報道は『事実無根』」とし「青瓦台は関連内容を知らせた事実が全くない」と伝えた。
これに先立ち、あるメディアは10日、故朴元淳市長が9日未明、青瓦台から自分がセクハラの疑いで訴えられたという事実を知らされ、このために当日すべてのスケジュールをキャンセルした後、行方が分からなくなったと報道した。
カン報道官は「被害を訴えた人の苦痛と恐怖を推し量り、被害を訴えた人を非難する2次加害を中断することを切にお願いする」とし「被害を訴えた人とその家族が、早急に日常に復帰できるよう、すべての努力が必要だ」と述べた。
一方、朴市長のセクハラ被害告訴人側もこの日に開かれた記者会見で「この事件は告訴と同時に被告訴人(朴市長)に捜査状況が伝わった」と主張した。
また野党のチュ・ホヨン未来統合党院内代表も「(セクハラ告訴事件)捜査状況が上部に報告され、それが被告訴人にすぐに伝わった形跡がある」とし「問題を隠蔽したり歪曲したりすると、大きな事件になるだろう」と述べた。
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