[コロナ19] 外国人患者に治療費を請求する方針

[写真=聯合ニュース(仁川国際空港の入国ロビー)]


中央防疫対策本部のチョン・ウンギョン本部長は27日、政府の新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の外国人患者を対象にした医療費請求計画に対し、「治療にかかる費用より隔離に発生する費用がもっとかかる」と明らかにした。

チョン本部長は27日、忠清北道(チュンチョンブクド)五松(オソン)で定例ブリーフィングを行い、「(外国人対象の)隔離入院は医学的目的より伝播遮断のための隔離目的の方が相当数」と説明した。

続けて「外国人の場合、感染者の年齢が若い層が多く、症状も重症より軽症が多い」とし「医学的な治療にかかる費用よりは、伝播を遮断するために隔離目的の入院をさせることから発生する費用が大きな割合を占める」と伝えた。

さらに「隔離を専門病院で行ったのか、それとも生活治療センターで行ったのかによっても費用にかなり差が出る」とし「請求された費用を中心に計算して発表する」と述べた。

政府は相互主義原則に基づき、段階的に外国人感染者に医療費を請求する方針だ。

これに先立って中央事故収拾本部のユン・テホ防疫総括班長はこの日午前、定例ブリーフィングで「外国人のコロナ19患者に医療費を請求できるようにする法令の改正を推進する計画だ」と明らかにした。

海外からの流入によるコロナ19感染者が連日増加し、韓国の国内防疫と医療体系への負担が大きくなっているからだ。外国人感染者1人当たりの治療費は平均600万ウォンを超えるという。

防疫当局によると、同日午前0時基準で、国内新規感染者25人のうち、海外からの流入事例は16人だ。海外からの流入国は米国(1人)、ベルギー(1人)、フィリピン(4人)、イラク(3人)、ロシア(3人)、カザフスタン(2人)、香港(2人)などだ。

9人は地域社会で発生した。ソウル6人、釜山1人、京畿2人が追加された。

完治して隔離解除された人は15人が増え、計1万2905人だ。また完治率は91.0%だ。死者は1人が追加され、299人と集計された。

コロナ19感染検査の結果、計149万4029人が陰性判定を受けた。検査の結果を待っている待機者は1万8770人だ。
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