韓国経済、マイナス成長の見通し・・・GDP予想順位は9位へ

[写真=聯合ニュース]


韓国経済が新型コロナウイルス感染症(コロナ19)にも善戦している。今年の経済はマイナス成長にもかかわらず、世界の国内総生産(GDP)で9位にランクされる見通しだ。

10日、経済協力開発機構(OECD)によると、今年韓国の名目GDPは1884兆8000億ウォンで、前年同期比1.8%減少すると予測された。これは、今年下半期にコロナ19の第2波がないことを前提にした数値だ。

OECDが発表した今年のウォン・ドル相場予測値1222.0ウォンを基準に、ウォンの名目GDPをドルに換算すると、今年の韓国の名目GDPは1兆5449億3000万ドルを記録することになる。

OECDは各国の通貨基準の名目GDPと為替相場の展望値は発表したが、ドルに換算した名目GDPの数値は別途に出していない。

これはOECDが経済状況を予測した46カ国(37カ国・非加盟国9カ国)のうち9番目に高い水準だ。

昨年、韓国の順位はブラジル(9位)、カナダ(10位)、ロシア(11位)に次いで12位だった。

韓国の経済規模の順位が9位に上がっても、1人当たりの国民所得(GNI)は2万ドル台に下がる可能性が高い。1人当たりのGNIは国民の生活水準がわかる指標だ。昨年1人当たりGNIは3万2115ドルだった。

今年はコロナ19によってマイナス成長が予想される中、ウォン高が進んだからだ。昨年の年平均ウォン・ドル為替レートは1165ウォン台だったが、今年は1200ウォン前後で動いている。
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