[現代自グループの電気自動車プラットフォーム公開]800V高圧充電システム...完全充電の際、500キロ走行

[[現代自グループの電気自動車プラットフォーム公開]800V高圧充電システム...完全充電の際、500キロ走行]



現代(ヒョンデ)自動車グループが2日、世界最高水準の競争力を備えた電気車向けプラットフォーム「E-GMP」(Electric-Global Modular Platform)を公開した。

E-GMPには充電時間を短縮するための800V高圧充電システムと多様な充電インフラを利用できるように400V・800Vマルチ急速充電システムが適用された。

まだ、大多数の急速充電インフラは400V充電システムを備えた電気自動車のための50~150kW級の充電器がほとんどだが、最近は800V高圧充電システムを備えた電気自動車のための350kW級の超高速充電インフラが設置されている。

現代自グループはこのような傾向に合わせ、国内の場合、韓国道路公社と「エコ車充電インフラ構築協約」を結び、全国12の高速道路休憩所に350kW級の充電器を設置するなど超高速充電機インフラを迅速に確保していく計画だ。

電気自動車先進市場であるヨーロッパでは超高速充電インフラ構築企業「アイオニティ」に戦略的投資を断行したことがある。 アイオニティは欧州全域に現在、308つの超高速充電所を運営しており、建設中の51カ所を含め、2022年までに計400つの超高速充電所を設置する予定だ。

E-GMPはこうした流れに合わせ、800V高電圧充電システムを基本適用した。 超高速充電器で充電した場合、18分以内に80%充電することが可能で、1回の完全充電で500km以上走行することが可能だ。 また、5分の充電だけで約100km走行することができる。

さらに、従来の800V高電圧充電システム電気自動車は市場普及率が高い400V充電システム急速充電インフラを使用するため、別途の部品が必要だったが、E-GMPはこれらの短所を補完し、別途部品なしに超高速充電器と既存の急速充電器の両方を利用できるマルチ急速充電システムを搭載した。


このマルチ急速充電システムは世界で初めてE-GMPに適用された特許技術で、車両の駆動用モーターとインバータを活用し、インフラで供給される400V電圧を車両システムに最適化された800Vに昇圧し、安定的な充電互換性を確保できるように開発された。

野外で電力の供給が可能な「V2L」(Vehicle to Load)技術も搭載された。

今までの電気自動車は「OBC」(On Board Charger)を利用し、外部から車の中への片方向電気充電だけ可能だった。 OBCは車両内部にある充電用コンバーターで、外部充電器からバッテリーに電力を変換する装置だ。

E-GMPはこれを補完し、統合充電システム(ICCU)と車両充電管理システム(VCMS)を通じて、別途の追加装置なしでも一般の電源(110V・220V)を車両外部にも供給できるV2L機能を備えた。

新たに開発されたV2L技術は一般住宅の供給契約電力の3kWより大きな3.5kWの電力を供給でき、バッテリー容量によって56.19平方メートル用のエアコンと55インチ型TVを同時に約24時間稼動できる。

このようにまるで大きな補助バッテリーのような役割を果たすことのできるE-GMPのV2L機能は野外活動やキャンプ場で電子製品を作動するのに使用したり、他の電気車を充電することにも利用できる。

現代自グループは今回に公開したE-GMPだけでなく、本格的な電動化時代を備えた技術や製品開発に早くから多くの力を注いできた。

2009年、初の電動化モデルであるハイブリッドカーを国内に披露して以来、2010年、ブルーオン電気車を試験運行し、2015年は全てのタイプにわたった電動化車種(HEV・PHEV・EV・FCEV)の量産体制の構築を完了した。

特に最近、電気自動車市場の急激な成長見通しによって、新たな電動化アーキテクチャ、高性能駆動システム、次世代バッテリーなどの電動化技術の力を先制的に強化する一方、電気自動車モデルも徐々に拡大していく計画だ。

2025年までに計画された電動化モデル44車種の中で専用電気車11種を含め、電気自動車が23車種で、最も大きな比重を占めており、グローバル市場に年間100万台を販売し、名実共に電気自動車グローバル先頭企業に跳躍するという方針だ。

これによって、現代自は8月、電気車向けプラットフォームのE-GMPが初適用される予定の純粋電気車ブランド「アイオニック」をローンチングし、来年から2024年まで△準中型クロスオーバー・ユーティリティ・ビークル(CUV) △中型セダン △大型スポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)など3種の専用電気自動車ラインアップを優先的に披露する計画だ。

起亜自も同様に中長期未来戦略「プランS」に基盤したモビリティおよび電気車事業体への革新的転換を進めている。 9月には2025年まで電気自動車の販売比重を20%まで拡大するという計画を明らかにし、2027年までCVと高性能モデルをはじめ、順次発売する専用電気自動車モデル7つのスケッチイメージを公開している。
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