[写真＝聯合ニュース]
5日から午後9時以後、市内バスは30%縮小運行される。地下鉄も8日から夜間時間帯の運行が縮小される。また、映画館やPC房（ネットカフェ）、学習塾、スタディカフェなども閉鎖される。
ソ・ジョンヒョプソウル市長権限代行は4日、緊急ブリーフィングを開き「ソウル市は現在の危険な状況を打開するため、午後9時以降に公共交通機関を縮小運行することにした」と明らかにした。
また「生業に必要な最小限の経済や社会活動を除く移動および活動を中断するための先制的な緊急措置」と説明した。
これは最近、新型コロナウイルス感染症（コロナ19）の感染者が急増したことによる強硬対応策である。
4日、コロナ19の新規感染者数は600人台に急増した。去る2～3月に大邱と慶北地域を中心にした拡大以来、約9カ月ぶりに600人を超えたのだ。
ソウル市は午後9時以降、公共交通機関の運行を30%削減する。市内バスは5日から、地下鉄は8日から減縮に突入する。
また、出勤時間帯の流動人口分散のため、ソウル市の25自治区は2分の1在宅ワークを実施する。民間企業も2分の1在宅ワークと時差出勤・退勤制への参加を勧めている。
ソウル市はさらに、従来第2段階で集合禁止命令が下された遊興施設や、午後9時以降運営が中断されていた飲食店、カフェ、室内体育施設、マンション内のフィットネスセンターなどの重点管理施設に業種を追加した。
商店や映画館、ネットカフェ、ゲームセンター、読書室やスタディカフェ、遊園地、理・美容業、スーパー、デパートなどの一般管理施設も、全て午後9時は閉めなければならない。
ただし、必須の生活必需品は購入できるよう、300平方メートル未満の小規模スーパーの運営や飲食店の包装、配達は許容される。
ソウル市と自治区、市投資支援機関が運営する博物館、美術館、公演場、図書館など公共文化施設66ヶ所、青少年施設114ヶ所、公共体育施設1,114ヶ所など公共利用施設は時間と関係なく、一切の運営を全面中断する。社会福祉施設はやむを得ない一部のみ運営する。
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