[CES 2021] サムスン『吸引力』・LG『現実感』・・・オンラインイベントの熱い反応

[​​写真=「CES 2021」(サムスンリサーチのスン・ヒョンジュン所長(社長)がサムスン電子の商品を紹介している)]


世界最大のテクノロジー見本市『CES 2021』 に参加した企業らのオンラインイベントはオフラインに劣らない熱い関心を集めている。

12日(米国現地時間)、CESホームページを通じて各企業のデジタルショーケースが公開された。CESを主催した全米民生技術協会(CTA)は、企業各社がオンラインで技術や製品をPRできるプラットフォームを提供した。

サムスン電子はデジタルショーケースのメイン画面にマイクロLED、ビスポーク(BESPOKE)4ドア冷蔵庫 、デジタル・コックピット2021(Digital Cockpit 2021)、アシスタントロボの『Samsung Bot Care』と『Bot Handy』、サムスンアップサイクリングプログラム(Samsung Upcycling program)など5つの映像をアップロードした。

参加者が関心のあるテーマをクリックすると映像が再生される。サムスン電子は1分間のビスポーク冷蔵庫の映像を通じて、多様なカラーを選択し、個々人の状況に合わせて組み合わせることができることを紹介した。

これとは別に、サムスン電子は自社ユーチューブでもCES映像を公開している。今月11日に公開されたプレスカンファレンスの映像は、同日基準で再生回数が3300万回を超えた。同じアカウント内の他の映像の再生回数が普通2~3万回、多ければ390万回を記録したことに比べると爆発的な反応だ。

サムスンリサーチのスン・ヒョンジュン社長の吸引力のある進行と完成度の高い映像構成が30分間、世界中の視聴者を魅了したという評価だ。サムスン電子の関係者は、「これまでCESは参加者にだけに公開するイベントだったが、今回はユーチューブを通じて宣伝したため、多くの一般人も見ることができ、関心が高まった」と述べた。
 

[写真=「CES 2021」(LG電子のバーチャル展示館)


LG電子はCTAが提供したプラットホームの他に、3次元仮想展示館を別途に設けて大きな反響を得ている。バーチャル展示館は大きく分けてテレビ、家電、モバイル、モニター・パソコンなど4つのセッションで構成された。

テレビ展示館にアクセスすれば、毎年LG電子がCESのオフラインブースに設置した『OLEDの滝』が迎えてくれる。さらに、マイクロLED、QNED、OLED R、OLED、オーディオ、プロジェクトなどのテーマをクリックすれば、仮想ドーセント(展示解説)が始まる。

LG電子が今年披露したミニLEDテレビの『QNED』は、バーチャルYouTuber(VTuber)のセバスチャンが画質の鮮明度などを詳しく説明してくれるため、複雑な概念をより簡単に理解できる。

家電展示館では、まるでゲームをするかのように直接家電の位置を変えたり、希望する色を組み合わせてみることができる。LG電子のゲーミングモニターであるウルトラギア仮想展示館は、実際、インターネットカフェに来ているような演出で没入感を高めた。

他の企業もCESホームページ内でデジタルショーケースを進めている。BMWは今年下半期に発売予定のiDrive(アイドライブ・統合型インフォテインメントコントロールシステム)を紹介する映像を掲載し、インテルは第11世代インテルCore vProプラットフォームと、これに基づいたインテルEvo vProプラットフォームを公開した。


 
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