北朝鮮の金与正部長、文在寅大統領の発言を強く非難・・・「鉄面皮に驚きを禁じ得ない」

[写真=聯合ニュース(組織指導部から宣伝扇動部に移った金与正氏が30日、党宣伝扇動部副部長の肩書で談話を発表して文大統領を非難した)]


北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の妹である金与正(キム・ヨジョン)動労党副部長が30日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の北朝鮮ミサイル発射に関する発言を激しく非難した。

金与正氏はこの日、労働党中央委員会宣伝扇動部副部長として発表した談話で、文大統領が26日の「西海(ソヘ・黄海)守護の日」の記念式典で行った演説と昨年7月23日に国防科学研究所を訪問して行った発言を取りあげた。彼女は「北と南の国防科学研究所で行った弾道ミサイル発射を巡り、彼らがしたものは朝鮮半島の平和と対話のためのもので、われわれが行ったものは南側の同胞の懸念を招き、対話の雰囲気に困難を与える決して望ましくないとは、鉄面皮で驚きを禁じ得ない」と批判した。  

文大統領は西海守護の日の記念式典で、「昨日(25日)あった北朝鮮のミサイル試験発射に対して国民の心配が大きいことをよく知っている」とし「対話の雰囲気に困難を与えることは決して望ましくない」と述べた上で、「今は南北米が対話を続けるため努力しなければならない時期」と強調した。
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