拡大するノンアルコールビール市場、6年間で2倍に成長

[写真=ハイネケンコリア・アヨンFBC、 ゴールデンブルー]


ノンアルコールビールが静かな反乱を起こしている。健康を保つウェルビーイングトレンドの全世界的な拡散が、韓国のノンアルコールビール市場の勢力図を広げている。最近、海外酒類メーカーの国内市場への進出が相次ぎ、夏のピークシーズンを控えた激しい競争が予想される。

ノンアルコール飲料の人気は世界的な流れに乗っている。12日、食品産業統計情報(FIS)によると、世界各国のノンアルコールと非アルコール飲料市場は2024年まで、年平均成長率23.1%を記録する見通しだ。同期間のビール市場の予想成長率と比べて7倍も高い数値だ。

酒税法上、アルコール含量が1%未満の場合は飲料に区分される。アルコールが全く入ってない場合はノンアルコール、1%未満の場合は非アルコールに分類される。

韓国のノンアルコールビール市場規模は2014年の81億ウォンから2019年は153億ウォンへと、6年間で2倍程度成長した。特に昨年は、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の影響を受け、ホーム酒やホームパーティーが増え、ノンアルコールビール市場の規模は200億ウォン台へと膨らんだ。業界は2025年まで国内ノンアルコールビール市場規模が2000億ウォン水準に膨らむと見込んでいる。

コロナ19の影響で非対面消費が増えたのもノンアルコールビール市場を拡大したという分析だ。ノンアルコールビールはオンラインでも販売できる。Gマーケットの今年1~3月のノンアルコールビール販売量は昨年同期比7%増えた。4月の売上は、前年同期比83%増となった。SSGドットコムの4月1日から5月11日までノンアルコールビールの販売量は昨年同期対比40%も急増した。

業界の関係者は「昨年、国内ノンアルコールビール市場はハイト真露飲料、ロッテ七星飲料、OBビールなど3つの構図だった」とし「今年は海外有名ブランドが先を争って参入し、ノンアルコールビールの春秋戦国時代を迎えており、競争も一層激しくなるだろう」と述べた。
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