現行の社会的距離の確保、来月4日まで3週間延長へ

[写真=聯合ニュース]


政府が新型コロナウイルス感染症(コロナ19)事態と関連し、現行の『社会的距離の確保(ソーシャルディスタンス)』および『5人以上の私的な集まり禁止』措置を来月4日まで3週間延長することにした。

政府は、現行の距離置きを3週間維持した後、直ちに根本的な改編案を適用する方針だ。

ただ、今月14日から屋外スポーツ競技場の場合は入場観衆規模が段階別に一部増え、最大99人に制限されていた大衆音楽公演場の入場人員も最大4000人まで拡大される。

中央災難安全対策本部のクォン・ドクチョル第1次長は11日に中対本会議を通じ「6月14日から7月4日までの3週間、現行の通り首都圏は第2段階、非首都圏は第1.5段階の措置を維持し、引き続き5人以上の私的な集まり禁止が適用される」と説明した。

これにより、2月15日から施行された現行の措置は7回も延長され、4カ月目となった。

11日基準で現在第2段階に属する地域は、ソウルや京畿(キョンギ)、仁川(インチョン)、大邱(テグ)、済州(チェジュ)だ。

一方、今年4月初めから閉鎖していた首都圏内の遊興施設は今後3週間、営業ができない。また、首都圏の飲み屋など6種は集合禁止措置が延長される。非首都圏の第2段階地域は自律的に運営するかどうかと時間制限を調整することができる。

ただ、政府は来月から予定されている新たな距離置きの円滑な転換と休暇シーズンなどを考慮し、スポーツ競技場やコンサートなどに対する防疫措置を14日から一部緩和することにした。

まず、屋外スポーツ競技場の場合、第2段階地域では利用人員の10%だけ入場できた観衆の割合を30%に拡大する。第1.5段階措置が適用されている非首都圏では、30%から50%に観衆の割合が増加する。

これまで集まりや行事規模を守らなければならなかったコンサート会場も制限が緩和され、『100人未満』の制限を最大4000人まで入場できるようにする方針だ。
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