三菱電、独社の小容量パワー半導体を投入へ

  • 三菱電、独社の小容量パワー半導体を投入へ

三菱電機は2012年内にも傘下の独ビンコテック製の半導体を日本国内に投入する。産業機器用のインバーター(逆変換装置)のほか、太陽光発電システムのパワーコンディショナー(電力変換機器)に使用する容量の小さいパワー半導体をビンコテックのブランドで取り扱う。三菱電が強みを持つ中・大容量品に、ビンコテックの小容量品を加えることにより、製品群を拡充し、顧客の幅広い需要を取り込む。
 
三菱電は小容量のパワー半導体に関して現在、市場調査を進めている。同社は中・大容量のパワー半導体に強みがある一方、小容量は手薄だった。10年12月に買収したビンコテックのパワー半導体の日本国内供給に踏み切ることで相乗効果を高める。
 
パワー半導体は大電力のインバーターなどの回路に組み込み、電力損失を抑制する。電力損失はモーターが回転するときに発生する。

(亜州経済オンライン)


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