ソウル市が、観光客や国際結婚家庭、留学生など外国人向けに、韓国全土の名所を自由に巡ることができるバス旅行商品を開発する。市が２２日、明らかにした。
５月ごろ商品を発表する予定。ソウルを出発する循環型バスは、低料金の宿泊施設とガイドだけを提供する。観光客は各地域で下車すると、決められた集合時間まで自由に観光したり食事をとったりすることができる。
コースは東部、西部、全国一周の三つで、５月に世界博覧会開幕を控える全羅南道・麗水と、２０１８年冬季五輪開催地の江原道・平昌も含まれる。バスを利用しなければアクセスが難しい慶尚北道の安東や慶州も巡る予定だ。バスの出発は週４回以上とし、価格は５日間で４０万～５０万ウォン（約２万８０００～３万５０００円）を想定する。
市は商品開発費と広報費に、１億７０００万ウォンを投じる方針だ。
（聯合ニュース）
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