日本財務省が22日発表した2月の貿易統計(速報、通関ベース)によると、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は329億円の黒字だった。黒字は5カ月ぶり。1月は過去最大の赤字だったが、円高や世界経済の減速の影響を受けていた輸出の落ち込みが緩やかになったことなどで、黒字転換した。共同通信が同日、報じた。
2月の輸出額は前年同月比2.7%減の5兆4409億円で、5カ月連続で減少。ただ、自動車の輸出が7.4%増となるなどした結果、マイナス幅は1月の9.2%減から大きく縮小した。
輸入額は9.2%増の5兆4079億円で、26カ月連続の増加となった。
(亜州経済オンライン)
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