シャープは１２日、家庭内の消費電力をリアルタイムにタブレット端末（携帯型情報端末＝イメージ写真）で確認できるシステムを５月１１日に発売すると発表した。
家庭内のコンセントに無線通信機能を備えた専用タップを取り付け、テレビやエアコン、冷蔵庫などの電源プラグを差し込むと消費電力を確認できる。価格は２０万６６４０円から。定額１０万円の購入補助対象機器。月産１０００システムを見込む。
配線工事は不要。各機器の消費電力データは中継器に集約され、７型画面の専用タブレット端末で受信する。専用タップは標準５個付属しているが、最大３０個まで増設できる。シャープ製の太陽光発電と連携できる。家庭内の電力管理はＨＥＭＳ（ホーム・エナジー・マネジメント・システム）と呼ばれ、省エネ機運の高まりで注目を集めている。
（亜州経済オンライン）
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