韓国政府 景気対策のため追加補正予算編成へ

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韓国政府が景気対策のため10兆ウォン(8600億円)台の追加補正予算を編成することが19日、分かった。

経済副首相(企画財政部の長官を兼任)候補の玄オ錫(ヒョン・オソク)氏は人事聴聞会で「マクロ経済などの状況を総合的に考慮し、編成するかどうかや時期を検討する」と追加補正予算に前向きな考えを示していた。

企画財政部によると、政府は22日に大統領主宰の非公開会議を開き、追加補正予算について話し合う。26日に発表される新政府の経済政策方針に補正予算が反映される見通しだ。

財源の大部分は赤字国債の発行で賄う。2012年の一般会計の余剰金なども充てられる見通しだ。

補正予算の第一の目的は「雇用創出」だ。韓国の2月の就業者増加数は約20万人と3年ぶりの低水準となった。

韓国政府は2009年に28兆4000億ウォン規模の追加補正を行ったが、この際も雇用維持のための支援金や新規雇用に対する奨励金などに予算を集中させた。

朴槿恵政権は国政課題の雇用対策について▼雇用率70%達成▼非正規社員の冷遇解消▼ワークシェアリング▼景気変動期の雇用安定――などを掲げている。

26日に発表される経済政策方針に具体的な不動産対策は含まれないとされる。

(聯合ニュース)


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