韓国の自動車メーカー、起亜自動車は研究・開発（Ｒ＆Ｄ）費と生産施設新設費を含む今年の投資額を前年比１２．２％増の２兆９７３３億ウォン（約２５００億円）に設定した。同社が２９日に発表した報告書で明らかになった。
報告書では今年の投資について、売上高の６．２％を計上するとした。Ｒ＆Ｄ部門は前年比１４％増の１兆７０００億ウォンで、生産施設に対する投資も続けていくとした。昨年の投資額は売上高の５．５％だったため、投資割合が増えることになる。
ただ、起亜自動車は今年の世界経済と自動車市場について厳しい見通しを示している。このためリスク管理体制を取った。今後、８部門・約３０チームからなる専門組織が重要なリスク要因を選別し、モニタリングを実施する方針。モニタリング結果は経営陣に報告され、会社の意思決定に反映されるという。
（聯合ニュース）
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