開城団地の企業代表 南北出入事務所で訪朝許可待ち

  • 開城団地の企業代表 南北出入事務所で訪朝許可待ち

韓国と北朝鮮が経済協力事業を行う開城工業団地に進出している韓国企業代表らが、同団地に滞在する社員らに食糧など生活必需品を提供するための訪問を求めているが、北朝鮮は反応を示していない。

韓国政府当局者は17日、「午前8時半現在、北朝鮮側の許可は出ていない。これまでの慣行や雰囲気から訪朝は厳しそうだ」と話した。

企業代表らは午前9時半に訪朝する計画を伝え、京畿道・坡州にある都羅山南北出入事務所(CIQ)で待機している。団地の状況を点検し、現地に滞在している韓国労働者に食糧など必需品を提供することが目的。2日間の日程を予定している。

22日には歴代の開城工業団地企業協会会長らで構成された中小企業代表ら約10人が、訪朝を予定している。政府当局者は「(北朝鮮は)人道的側面のある企業人の訪朝を認めなければ、22日の訪朝も許可しない可能性が高い」と見通した。

北朝鮮は今月3日に韓国からの団地立ち入りを禁止したのに続き、9日に北朝鮮の全労働者を撤収させた。操業が停止してから17日で9日目を迎えたが、操業再開のめどは立っていない。

一方、この日から韓国への帰還が4日ぶりに再開される。正午には現地に滞在する韓国労働者209人のうち、3人が戻る予定。

(聯合ニュース)


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