国際庭園博覧会が開幕 184日間開催

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韓国南西部、全羅南道順天市で20日から一般公開される国際庭園博覧会「順天湾国際庭園博覧会」の開幕式が19日午後5時、博覧会会場の芝生広場や水辺のステージ一帯で開かれた。国内外からの来賓や市民ら3000人余りが出席した。

組織委員会理事長の趙忠勲(チョ・チュンフン)順天市長は「韓国で初めて開催される庭園博覧会は産業化で衰弱した自然と人間に、共存と生活の質の向上に向けた知恵を授けるだろう」と述べ、開幕を宣言。「順天湾国際庭園博覧会は未来の主役である青少年たちに夢と希望を与える生態学習の場。都市再生と文化芸術が共存する100年都市発展のモデルを提示する」と強調した。

開幕式のテーマは「地球の庭園、順天湾、生命を植える」。開幕式前のセレモニーでは、同博覧会のテーマ映像「月の庭園」や、ミュージカル「千年の庭園」、地域文化芸術団体連合による合唱が披露された。

開幕式本番では、太鼓演奏が雰囲気を盛り上げた後、参加国の国旗、博覧会旗、国際園芸家協会(AIPH)の旗が入場。23の参加国の国花をデザインした灯籠が水辺のステージ前に並べられた。趙市長の開幕宣言、政府代表とAIPH代表の祝辞に続き、国防部音楽隊員50人による演奏で開幕が告げられた。

開幕記念公演では、ポップオペラ歌手のイザベル・ジョーや多文化家庭(国際結婚、移民者の家庭)の子どもたち1004人、ガールズグループRAINBOW(レインボー)、博覧会広報大使の歌手ヒョンスクがステージを披露した。

博覧会は10月20日までの184日間、順天市一帯で行われる。

(聯合ニュース)


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