LSエムトロン、ベトナムに2番目の生産基地を建設する・・・東南アジア進出の拡大

[LSエムトロン、ベトナムに2番目の生産基地を建設する・・・東南アジア進出の拡大]



トラクターやIT部品の製造企業であるLSエムトロンがベトナムに2番目の生産基地を建設する。

これを通じてLSエムトロンは2020年までトラクター部門の売り上げを2兆5000億ウォンのレベルに引き上げ、グローバル「トップ5」に跳躍するという抱負だ。

3日、関連業界によるとLSエムトロンはベトナム北部に位置したIT部品工場(LS Electronic-Devices VIETNAM)に続き、2番目の工場を建設する案を推進中であることが確認された。

この工場はトラクターなど農機械を量産する予定で、LSエムトロンは現在、ベトナム南部を中心に工場立地に最適化された地域を物色中であるという。

業界の関係者は"現在、LSエムトロンが第2のベトナム工場を建設するため、適した地域を物色している"、"この工場ではIT部品を製造する北部の工場とは違い、トラクターを量産するものとみられる"と話した。

これはLSエムトロンがグローバル競争力を強化する一方、東南アジアの農機市場をより積極的に攻略するという布石と解釈される。 すなわち、第2工場でトラクターなど農機械を生産し、ベトナム、ミャンマー、カンボジアなど東南アジア諸国市場の需要に素早く対応し、市場シェアを広げていくという計画だ。 東南アジアは伝統的に農業の割合が高い国家に数えられている。

業界の関係者は"現在は北米、中国、欧州などが主な農機市場だが、東南アジア市場では成長潜在力が大きく、重要市場に急浮上している"と説明した。

現在、農機械を生産するLSエムトロンの海外工場はブラジル工場と中国工場の2ヵ所だ。
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