兵務庁、「性売買斡旋疑惑」V.Iの入隊延期へ・・・「とりあえず3ヵ月」

  • 「逮捕される場合は、さらに入隊を延期する予定」

[写真=聯合ニュース]


性売買斡旋及び海外遠征賭博をした容疑を受けているグループBIGBANGの元メンバーV.I(28)の現役入隊が3ヵ月延期された。

兵務庁は20日、いわゆる「バーニングサンゲート」で警察の捜査を受けているV.Iが提出した「現役兵入隊延期願」を許可したと明らかにした。

兵務庁の許可によって、25日に予定だったV.Iの陸軍入隊日は3ヵ月後に延期された。

兵務庁は同日ホームページを通じて「本人が捜査に臨むため入隊延期願いを提出し、捜査機関で義務者(V.I)に対する徹底して一貫した捜査を向け、兵務庁に入隊延期を要請をした」と明かし、「したがって兵役法第61条及び同法施行令第129条に根拠し、現役兵入隊日を延期した」と説明した。

さらに、「現役兵入隊延期期間(3ヵ月)が満了した後は、兵役法の規定によって入隊及び延期の如何が再び決定される」と付け加えた。

兵役法施行令129条(入隊日などの延期)によると、入隊延期は疾病、天災地変、学校の入学試験受験、その他のやむを得ない事由などに当たるときに可能となる。警察捜査を受けるV.Iは「その他のやむを得ない事由」に該当するという。

警察の捜査を受けているV.Iが逮捕される場合、兵役法第60条と兵役法施行令第128条によって入隊はさらに延期される予定だ。

先立って兵務庁は今年1月末、大学院卒業を控えたV.Iに3月25日、陸軍として入隊せよという「兵役義務賦課通知書」を発送した。

その後V.Iは、ソウル江南(カンナム)クラブ・バーニングサンの実のオーナーや海外投資家への性的接待疑惑に巻き込まれ、警察の捜査を受けることになった。

一方、キ・チャンス兵務庁長は今月18日、国防委全体会議で「社会的に物議をかもして現実逃避性と軍に入隊する場合や、重要な捜査によって捜査機関長の延期要請がある場合、兵務庁の職権で延期できる法改正を推進する計画だ」と明らかにした。

今後、入隊対象者本人の申請がなくても、職権で入隊延期を決定できるように制度改善を推進するという方針だ。

これは今月8日、YGエンターテインメントがV.Iの現役入隊ニュースを公開し、「逃避性入隊」との批判が提起されたことによる措置とみられる。

YGエンターテインメント側は「V.Iが25日、忠清南道(チュンチョンナムド)陸軍論山(ノンサン)訓練所に入所し、現役で服務する」というV.Iの入隊事実を公開し、ネチズン(ネットユーザー)から「警察捜査回避のための逃避性入隊ではないか」という指摘を受けていた。

波紋が広がるとV.Iは今月19日、代理人を通じて現役兵入隊延期願をソウル地方兵務庁に提出し、兵務庁は審査手続きを経て本日(20日)、V.Iの入隊延期を決定した。
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