SKグループ、ベトナム1位のビングループに1兆ウォン投資

[写真=亜洲経済DB]


SKグループがベトナム1位の民営企業であるビングループ(Vingroup)に1兆ウォン以上を投資し、東南アジア市場の攻略に乗り出す。

SKグループは16日(現地時間)、ベトナムのハノイでビングループの持株会社の持分約6.1%を10億ドル(約1兆1800億ウォン)に買収する契約を締結したと明らかにした。今回の投資は、SKグループの経営話題である「ディープ・チェンジ(根本的な変化)」を適用した代表例として挙げられる。

先立ってSKグループは、過去東南アジアビジネスのために現地生産拠点を構築したり、投資対象企業の経営権を確保する戦略を図ってきた。これに比べて今回の投資は、現地企業との協力を通じて事業領域を拡大し、相乗効果を出すに方向に旋回したものだ。

SKグループがビングループを戦略的協力対象者に選んだのは、現地の経済に占める比重が大きいからだ。

実際ビングループは、ベトナム株式市場の時価総額の約23%を占めている。不動産開発、流通、ホテル・リゾート事業のほか、スマートフォン、自動車など様々な分野で確固たる市場地位を確保している。最近10年間で総資産が14倍増加した。今年第1四半期の売上高は21兆8230億ドン(約1兆1000億ウォン)に達する。

SK SUPEX追求協議会のイ・ハンスPRチーム長(副社長)は、「今回の契約は世界で最も急速に成長している市場で、最高能力のパートナーとの長期的な発展を模索するきっかけになるだろう」と説明した。

SKグループは、今後、ビングループを通じて情報通信技術(ICT)を組み合わせたインフラを構築し、国営産業の民営化の流れに合わせて、新しいビジネスモデルを開発していくという計画だ。

SKグループの関係者は、「長期的に、ベトナムの地域社会に貢献できる領域も積極的に発掘していく」と強調した。

一方、SKグループは昨年8月、ベトナム時価総額2位民営企業マサングループの持分9.5%を4億7000万ドル(約5300億円)で買収したことがある。(株)SKとSKイノベーション、SKテレコム、SK E&S、SKハイニックスなどの主要関係会社がSK東南アジア投資法人を通じて資金を出した。

 
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