ビットコイン1300万ウォンを突破・・・合法化の期待感「増幅」

[写真=ロイター・聯合ニュース]


ビットコインが再び年中最高点を塗り替え1300万ウォンを突破した。フェイスブックの仮想通貨プロジェクトである「リブラ」白書の発表とマネーロンダリングに関する金融活動作業部会(FATF)勧告案の発表など、グローバル好材料のおかげだ。

25日、韓国の仮想通貨取引所ビッサム(Bithumb)によると、ビットコインはこの日の午前11時頃1300万ウォン台に進入し、午後2時30分現在1230万ウォンで取引されている。年初までも400万ウォン水準だったビットコインが3倍以上跳ね上がったのだ。

ビットコインの上昇に支えられ、主な仮想通貨もすべて上向き曲線を描いている。イーサリアムとリップルは、それぞれ前日より2%ほど上がった367万ウォン、550万ウォンで取引されている。ビットコインキャッシュ、ライトコイン、イオスなどもすべて上昇している。

仮想通貨市場が全体的に上昇傾向を見せたのは、取引所に金融機関レベルの資金洗浄防止規定を付与した影響だ。

マネーロンダリングに関する金融活動作業部会(FATF)は、去る16日から米国オーランドで総会を開き、各国と仮想通貨取引所が守るべき拘束力のある国際基準を最終的に確定した。

規制には、△監督当局の許認可を受けたり、又は申告・登録をしなければならず △監督当局によって監督されるべきであり △仮想通貨取扱会社に金融会社に準ずる資金洗浄防止義務を課すという内容が盛り込まれた。義務違反の際は「監督当局が仮想通貨取扱会社の許可・届出を取り消し・制限・停止させることができる権利を留保しなければならない」という点も明確にした。

フェイスブックがリブラを公開したのも好材料として働いた。業界はリブラコインが商用化されれば、約24億人に達するフェイスブックユーザーが銀行口座なしに仮想通貨を活用して送金・決済できるようになると見込んだ。

ただ、専門家たちは投資に慎重を期するように呼びかけた。

仮想通貨業界の関係者は、「ビットコインが上昇傾向を見せているのは確かだが、仮想通貨の相場変動性があまりにも大きいため、投資には注意する必要がある」とし、「最近上昇の勢いが短期間で進んだだけに、ある程度の調整は避けられない見通しだ」と述べた。
 
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